夢小説内でのお名前の変更設定
第二十四話
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「その……折角お手合わせしていただいたのに、翁さんをガッカリさせてしまうような結果になってしまって……」
「いや、そんなことはないさ。こちらも二振り戦線崩壊させられてしまったからね、正直少し勝てるかどうか際どいところだったよ。それに、ちゃんとした理由を持ってのことならばわたしはもうこれ以上は何も言うつもりはないし、君や……君の刀剣達のような考え方を少し羨ましくも思うよ」
そう言ってハハハ、と快活な笑みを浮かべた翁にキョトリと目を瞬かせ不思議そうにそんな翁を仰ぎ見た夢子は、自分を見下ろすと徐に着物の袖から何かを取り出した翁に、差し出されたソレへと視線を落とした。
「此れを君に渡しておこう。大切な者に持たせるといい」
「こ、こんな貴重なもの受け取れませんよ……?!!」
そう言って差し出されたのは極の御守で、金糸で彩られるその御守にそう言った翁を見やり慌てた様に首を振った夢子は、遠慮することはない、とその手に握らされた御守を見やると困ったように翁を見上げた。
戸惑うように手の中の御守を見やり、自分を見上げる少女に、少し離れた場所で自分の帰りを待つ刀剣男士達を見やった翁はふと、その口元に笑みを浮かべると夢子へと視線を落とした。
「わたしはね、随分と昔に自分の初期刀を破壊してしまっているんだよ……。慢心からきた判断ミスで、ずっと自分を支えてくれていた彼を失ってしまった。君には、わたしと同じ思いをしてほしくなくてね。なに……じじいのお節介だと思って受け取ってくれないかな?」
「っ……、ありがとう、ございます……」
そう言ってゆるり、と撫でられた頭に自分を見下ろす翁は酷く憂いを帯びた笑みを浮かべていて、とても大切に持っていたのだろう、少しだけ色褪せている御守をギュッと握りしめた夢子はそんな翁を仰ぎ見るとその顔に笑みを浮かべて見せた。
「困ったことがあればわたしを頼ってきなさい。君の力になろう。歌仙君が極になったら、またもう一度手合わせをしようね」
「はいっ!!本当にありがとうございました!!」
そう言ってそれじゃぁね、と柔和な笑みを浮かべその場を去っていく翁へと頭を下げた夢子は手の中にある御守をもう一度大事そうに握りしめると歌仙達の待つ本丸へと向かったのだった。
それぞれの強さ
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「いや、そんなことはないさ。こちらも二振り戦線崩壊させられてしまったからね、正直少し勝てるかどうか際どいところだったよ。それに、ちゃんとした理由を持ってのことならばわたしはもうこれ以上は何も言うつもりはないし、君や……君の刀剣達のような考え方を少し羨ましくも思うよ」
そう言ってハハハ、と快活な笑みを浮かべた翁にキョトリと目を瞬かせ不思議そうにそんな翁を仰ぎ見た夢子は、自分を見下ろすと徐に着物の袖から何かを取り出した翁に、差し出されたソレへと視線を落とした。
「此れを君に渡しておこう。大切な者に持たせるといい」
「こ、こんな貴重なもの受け取れませんよ……?!!」
そう言って差し出されたのは極の御守で、金糸で彩られるその御守にそう言った翁を見やり慌てた様に首を振った夢子は、遠慮することはない、とその手に握らされた御守を見やると困ったように翁を見上げた。
戸惑うように手の中の御守を見やり、自分を見上げる少女に、少し離れた場所で自分の帰りを待つ刀剣男士達を見やった翁はふと、その口元に笑みを浮かべると夢子へと視線を落とした。
「わたしはね、随分と昔に自分の初期刀を破壊してしまっているんだよ……。慢心からきた判断ミスで、ずっと自分を支えてくれていた彼を失ってしまった。君には、わたしと同じ思いをしてほしくなくてね。なに……じじいのお節介だと思って受け取ってくれないかな?」
「っ……、ありがとう、ございます……」
そう言ってゆるり、と撫でられた頭に自分を見下ろす翁は酷く憂いを帯びた笑みを浮かべていて、とても大切に持っていたのだろう、少しだけ色褪せている御守をギュッと握りしめた夢子はそんな翁を仰ぎ見るとその顔に笑みを浮かべて見せた。
「困ったことがあればわたしを頼ってきなさい。君の力になろう。歌仙君が極になったら、またもう一度手合わせをしようね」
「はいっ!!本当にありがとうございました!!」
そう言ってそれじゃぁね、と柔和な笑みを浮かべその場を去っていく翁へと頭を下げた夢子は手の中にある御守をもう一度大事そうに握りしめると歌仙達の待つ本丸へと向かったのだった。
それぞれの強さ
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