夢小説内でのお名前の変更設定
第二十四話
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接戦を繰り広げる双方に、一振り、また一振りと戦線崩壊をする自分の刀剣男士を見やった夢子はグッと手を握りしめると、決着の着いた演習にひっそりと眉を下げていた。
モニターに表示された『敗北』の文字に、そこに残って居るのは燭台切と太郎太刀のみで、手ひどくやられた歌仙や薬研達を見やった夢子は自分の元へと戻ってきた第一部隊を見やるとその顔に笑みを浮かべて見せた。
「お疲れ様、皆!」
「ごめんね主、良い結果は残せなかったよ」
そう言って申し訳なさそうにその眉を下げる燭台切に小さく首を振った夢子は流石に極短刀相手じゃ歯がたたねぇな、と苦笑する薬研や肩を竦める歌仙を見やると、此方へとやってきた翁にその身を正した。
「お疲れ様、良い手合だったよ」
「いえ、此方こそ翁さんと手合わせが出来て良かったです」
ありがとうございました、と頭を下げればこちらこそ、と返された言葉に、顔を上げた夢子は柔和な笑みを浮かべ静かに自分を見下ろす翁を見やると小さく口を引き結んだ。
「遠戦用の刀装を短刀、打刀に装備させていたのは良い采配だね。精鋭兵も重騎兵も特上を使っていたし、刀剣男士の士気も皆良いものだった。采配、刀種の選択共に申し分はないだろう。力で言えば双方ともに拮抗していたとも言える。
………さて、では自分の敗因が何なのか……分かるかな?」
そう言ってふと、その顔から笑みを消しどこか真摯な眼差しで自分を見つめる翁に、小さく言葉を詰まらせた夢子は翁の後ろに控える刀剣達を見やるとソッと、自分の手元へと視線を落とした。