夢小説内でのお名前の変更設定
第十九話
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「「「「けーたいでんわ……?」」」」
取り合えず何振りか代表で審神者部屋へと呼んだ夢子は、そう言ってその現代の通信機器を見せた自分にひどく不思議そうな顔をする鶴丸達を見やると自分用のスマートフォンを手に取った。
「そう、携帯電話。現代に居る時や他の人の目があるところだとこんのすけ君は使えないからコレを使えって御上からのお達しです」
「こんな薄っぺらい板が通信機器なのかい?こりゃぁ驚きだな!」
そう言ってへぇ、と感嘆の声を漏らしスマホを天へと掲げる鶴丸に、操作盤が見当たらないが…、と眉を顰めたのは歌仙で、事前に一通り操作方法を確認していた夢子はあぁ、と声を漏らすと歌仙の手にあるソレを覗き込んだ。
「電源ボタンか画面をタップすると液晶画面に画像が表示される仕組みになってるんだよ。あとはいつも転送装置とかを使う要領で画面をスライドさせたり、それぞれのアイコンを選択すると各コンテンツが利用できるんだけど………みっちゃん後で歌仙に分かりやすく教えてあげて……」
「オーケー、任せて!」
機械関係にはてんで疎い初期刀に、そう言えば最近やっと洗濯機の使い方を覚えてきたぐらいだもんな、とその眉間の皺を増やしていく歌仙を見やった夢子は小さく苦笑を漏らすとそう言った自分にハンズアップをしてみせた燭台切に、ところで、とかけらた声に物珍しげに携帯を見ていた一期へと視線を向けた。
「なぜ我々が呼ばれたのでしょうか?機械系統ならば宗三殿やニッカリ殿辺りの方が適任では?」
「あぁ、宗三さんも青江君も今は遠征に行っちゃってるからね。取り合えず粟田口の代表でいち兄と、物覚えの良いみっちゃんに、珍しいもの好きな鶴さんと、連絡頻度の多い歌仙を呼んだわけ」
「この中で一番心配なのは歌仙ってところだな!」
そう言ってカラリ、と笑った鶴丸はもう既に色々なコンテンツを開いて遊んでいるようでスイスイと画面を行き来する指に流石鶴さん、と苦笑を漏らしていた夢子は別にこんなもの必要ないだろう。と言った歌仙にキョトリと目を瞬かせると眉を顰めさせる歌仙を見やった。
「今までだって特に必要としていなかっただろう?何故今になってこんなものを御上は支給したんだい?」
「まぁ主な理由は多分こんのすけ君や政府の負担を減らすためだと思うよ。各処に本丸が増えてきて政府も人手不足らしいから。それにコレがあれば私がいつ帰るとか何処にいるとかすぐ皆に連絡できるしね」
ないならないで良いけどあると便利かも、と笑う主にうぅん…、と声を漏らした歌仙は自分の手の中にある通信機器を見やり悩ましげにその眉を顰めさせたのだった。