夢小説内でのお名前の変更設定
第十八話
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あの一件後、すぐに主へと謝り歌仙からの説教を受けた小狐丸は再び第二部隊隊長に自分を任命した主君に、着実にその練度を上げて行った。
この本丸に来て何度目かになる出陣に、ボスを撃破した小狐丸はポン!と音を立てて数字の変わった自分のステータスに、Lv,10と表示されるソレを見やるとひっそりとその眉根を顰めさせた。
ひと月掛けても5しか上がらない自分の練度に、まだまだ足りぬ…、と小さく声を漏らしていた小狐丸はポン!と叩かれた肩に自分と共に出陣をしていた同田貫を振り返った。
「レベル10到達おめっとさん!このままじゃんじゃん敵をぶった切ってこうぜ!」
「…………気休めなどよしてください」
そう言ってよっしゃ帰るか!と笑みを浮かべる同田貫に、きつく奥歯を噛み締めた小狐丸はは…?と怪訝そうに自分を見やった同田貫を見ると、肩に置かれるその手を叩き落していた。
「哀れみなどいらぬと言っているのですよっ……!!!」
「…………別に同情なんざしてねぇよ。何をそんなに苛ついてんだ、アンタ……」
そう言ってその犬歯をむき出しにした小狐丸に、自分を睨みつける小狐丸を見やった同田貫は叩かれた手をヒラリ、と振ると呆れたように溜息を吐き出した。
「ぬしさまに愛されこの本丸で過ごしてきた貴方に……っ、“普通”に顕現した貴方にはこの小狐の気持ちなど分かりますまいっ……!!!」 そうひどく苛立たしげに声を上げた小狐丸に、小狐丸のその言葉に小さく肩を震わせた同田貫はきつく眉を寄せる小狐丸を見やると耳に響いたその声に小指で耳を塞ぐとひどく呆れたように溜息を吐き出した。
「あー、そうだよアンタの気持ちなんざこれっぽっちも分かんねぇよ。何がそんなに気に喰わねぇか知らねぇが、勝手に一人でふてってろよ」
そう言うと俺ぁ帰るわ、と言ってさっさとゲートを開いて本丸へと帰って行ってしまった同田貫に、一瞬だけ見せたその憂いのような表情を見やった小狐丸は小さく言葉を詰まらせると、重い足取りでゲートをくぐったのだった。
あの一件後、すぐに主へと謝り歌仙からの説教を受けた小狐丸は再び第二部隊隊長に自分を任命した主君に、着実にその練度を上げて行った。
この本丸に来て何度目かになる出陣に、ボスを撃破した小狐丸はポン!と音を立てて数字の変わった自分のステータスに、Lv,10と表示されるソレを見やるとひっそりとその眉根を顰めさせた。
ひと月掛けても5しか上がらない自分の練度に、まだまだ足りぬ…、と小さく声を漏らしていた小狐丸はポン!と叩かれた肩に自分と共に出陣をしていた同田貫を振り返った。
「レベル10到達おめっとさん!このままじゃんじゃん敵をぶった切ってこうぜ!」
「…………気休めなどよしてください」
そう言ってよっしゃ帰るか!と笑みを浮かべる同田貫に、きつく奥歯を噛み締めた小狐丸はは…?と怪訝そうに自分を見やった同田貫を見ると、肩に置かれるその手を叩き落していた。
「哀れみなどいらぬと言っているのですよっ……!!!」
「…………別に同情なんざしてねぇよ。何をそんなに苛ついてんだ、アンタ……」
そう言ってその犬歯をむき出しにした小狐丸に、自分を睨みつける小狐丸を見やった同田貫は叩かれた手をヒラリ、と振ると呆れたように溜息を吐き出した。
「ぬしさまに愛されこの本丸で過ごしてきた貴方に……っ、“普通”に顕現した貴方にはこの小狐の気持ちなど分かりますまいっ……!!!」 そうひどく苛立たしげに声を上げた小狐丸に、小狐丸のその言葉に小さく肩を震わせた同田貫はきつく眉を寄せる小狐丸を見やると耳に響いたその声に小指で耳を塞ぐとひどく呆れたように溜息を吐き出した。
「あー、そうだよアンタの気持ちなんざこれっぽっちも分かんねぇよ。何がそんなに気に喰わねぇか知らねぇが、勝手に一人でふてってろよ」
そう言うと俺ぁ帰るわ、と言ってさっさとゲートを開いて本丸へと帰って行ってしまった同田貫に、一瞬だけ見せたその憂いのような表情を見やった小狐丸は小さく言葉を詰まらせると、重い足取りでゲートをくぐったのだった。