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「恋が、生活の中に紛れ込んできた夜」

「ごちそうさまでした」

「……ほんとに、美味しかったです。
ちょっと焦げてたけど、それも含めて、すごくいい味でした」

「焦げは……オレの担当ですね、完全に」

笑い合いながら、空いた食器を流しに運ぶ。
洗うのはまたあとでいいや、って思っていたけど、
山崎さんがスッと水を出して手を伸ばした。

「手、洗ってから帰りますね。……油けっこうついちゃったかも」

「じゃあ、わたしも」
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