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「この日常がずっと続けばいいのに、って思った」

帰ってきた部屋。
ふたり並んで立つキッチンは、ちょっと狭いけれど、
それもまた、悪くなかった。

「わたし、玉ねぎ切りますね」

「危なかったら代わります。オレ、涙出ないタイプなんで」

「その情報、何に活かすんですか」

笑いながら、
でもどこか、胸の奥が温かくなる。

料理って、もっと作業的だと思ってた。
でもこんなふうに笑いながらなら、ずっとやっていられる気がした。

彼がこねたハンバーグは、ちょっといびつだったけど、
焼きあがったそれをお皿に並べたとき、
なんだか小さな達成感があった。
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