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「ただの“また今度”じゃない」

“料理を”なのか、“時間を”なのか――
どちらにせよ、それはうれしい返事だった。

「じゃあ、次は……ちゃんと味噌汁も作ります」

「わたしも、揚げ物とか、チャレンジしてみようかな」

「危険そうだったら止めますけどね?」

「止められる前に揚げちゃいますよ」

その言い合いが、
玄関の空気をすこしやわらかくした。

名残惜しさを笑いに変えるように、
ぎこちなく、でも確かに“また”を約束した。
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