あの子の大変身
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『でも!マジュちゃん大変身はこれで終わりじゃないんだよねぇ。ちょっとここで待っててね!』
「へ?」
あたしだけ部屋から出てきたことに不思議そうな顔をしているエンテイさんに笑いかけつつ、いつの間にボールから出たのかは知らないけれどライコウさん達と談笑していた嵐志と疾風をマジュちゃんの待つ部屋に誘導する。あれ、そういえば2匹はマジュちゃん一行とは初対面だっけ。多分嵐志から話しかけたのだと思うけれど、もう仲良くなっていたからさすがだよ…すごいなぁ。
「ひ、姫さんどーした?」
『ちょっと2人に頼みたいことがあってね!マジュちゃんお待たせー!』
「ん?お、初めて会うヤツだな!ヒナタのポケモンか?」
「えっ、ボク達がポケモンだって、分かるの?」
「おう!ニオイがするからな!」
『そっか!マジュちゃんはずっとポケモン達と暮らしてきたからそういうのも分かるんだね』
「ぶはっ、こーちゃんみてーだな!」
「こーちゃん?」
『前に会ったウインディの紅矢のことだよ。そうそう、紹介するね!こっちがゾロアークの嵐志で、隣がフライゴンの疾風です!』
「嵐志と疾風か!あたいはマジュ、よろしくな!」
「う、うん!よろしくね」
「んじゃマーちゃんだな!よろしく頼むぜー!」
なるほど、マジュちゃんはマーちゃんね。嵐志がつけるあだ名はいつも分かりやすくて良いなぁ。…まぁ、あたしに対する姫さんっていうのは未だに納得していないけれど。そして初めて知ったことだけど、どうやらマジュちゃんの手持ちにもゾロアークがいるらしい。そんな偶然ってあるんだね!今度はその子にも会えると嬉しいな。
「んで、オレらは何をすればいいんだ?」
『あ、ゴメンね!実は2人の技術を貸してほしくて…』
「技術?」
『うん!』
首を傾げる彼らに向けて、ワックスやヘアスプレーなどのスタイリングセットと、自前のコスメポーチをバッグから取り出し見せる。それだけで比較的察しの良い2人はピンと来たようだ。
「あーなるほどな、んじゃオレは髪の方を担当するぜ!化粧は正直よく分かんねーしなー」
「ぼ、ボクもあんまり自信はないけど…。えぇっと、どんな風にするのが良いのかな?」
『そうだねー…あ、こんな感じでどうかな!』
「わ、分かった。出来るだけ、頑張ってみるね!」
「んー?なぁヒナタ、どういうことだ?」
『ふふっ、マジュちゃんをもっと可愛くするってことだよ。大丈夫、嵐志と疾風に任せておけば何も心配いらないからね!』
「え?あ、おいヒナタ!?」
「へ?」
あたしだけ部屋から出てきたことに不思議そうな顔をしているエンテイさんに笑いかけつつ、いつの間にボールから出たのかは知らないけれどライコウさん達と談笑していた嵐志と疾風をマジュちゃんの待つ部屋に誘導する。あれ、そういえば2匹はマジュちゃん一行とは初対面だっけ。多分嵐志から話しかけたのだと思うけれど、もう仲良くなっていたからさすがだよ…すごいなぁ。
「ひ、姫さんどーした?」
『ちょっと2人に頼みたいことがあってね!マジュちゃんお待たせー!』
「ん?お、初めて会うヤツだな!ヒナタのポケモンか?」
「えっ、ボク達がポケモンだって、分かるの?」
「おう!ニオイがするからな!」
『そっか!マジュちゃんはずっとポケモン達と暮らしてきたからそういうのも分かるんだね』
「ぶはっ、こーちゃんみてーだな!」
「こーちゃん?」
『前に会ったウインディの紅矢のことだよ。そうそう、紹介するね!こっちがゾロアークの嵐志で、隣がフライゴンの疾風です!』
「嵐志と疾風か!あたいはマジュ、よろしくな!」
「う、うん!よろしくね」
「んじゃマーちゃんだな!よろしく頼むぜー!」
なるほど、マジュちゃんはマーちゃんね。嵐志がつけるあだ名はいつも分かりやすくて良いなぁ。…まぁ、あたしに対する姫さんっていうのは未だに納得していないけれど。そして初めて知ったことだけど、どうやらマジュちゃんの手持ちにもゾロアークがいるらしい。そんな偶然ってあるんだね!今度はその子にも会えると嬉しいな。
「んで、オレらは何をすればいいんだ?」
『あ、ゴメンね!実は2人の技術を貸してほしくて…』
「技術?」
『うん!』
首を傾げる彼らに向けて、ワックスやヘアスプレーなどのスタイリングセットと、自前のコスメポーチをバッグから取り出し見せる。それだけで比較的察しの良い2人はピンと来たようだ。
「あーなるほどな、んじゃオレは髪の方を担当するぜ!化粧は正直よく分かんねーしなー」
「ぼ、ボクもあんまり自信はないけど…。えぇっと、どんな風にするのが良いのかな?」
『そうだねー…あ、こんな感じでどうかな!』
「わ、分かった。出来るだけ、頑張ってみるね!」
「んー?なぁヒナタ、どういうことだ?」
『ふふっ、マジュちゃんをもっと可愛くするってことだよ。大丈夫、嵐志と疾風に任せておけば何も心配いらないからね!』
「え?あ、おいヒナタ!?」