夏のお使いの巡り合わせ
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「残ってて良かったね!白夜ちゃん。」
「えぇ……最後の一個だったなんて、本当にありがとう景奈。」
「いやいや、私は道案内しただけだから!それにこれくらいたいしたことじゃないよ。」
あぁ言っているが、白夜の代わりに店員に目当ての品の在処を訊ね、実際に購入してくれたのも景奈なのだ。
初めは案内だけして貰って景奈にはそこまで……と思っていたが、初めて見る店舗に少しだけ戸惑い、それを悟られたのか、「代わりに買ってくるよ!」と言って駆け出して行ってしまった。
我ながら情けないと少しだけ思う。
白夜は、フラッペのストローに口を付け、一口啜った。
今日のお疲れ様会をしよう!と、景奈に誘われ、今は駅前のモグモグバーガーの中に移動していた。
ここでも、景奈はこれくらい私が……と言っていたが、それでは麦茶のお金や、ここまでの道案内にとどまらず、購入の手続きやらしてくれた景奈に申し訳ないと白夜が景奈の分もお金を出していた。
窓際のカウンター席に並んで座っている景奈は、
「白夜ちゃんに奢ってもらったフラッペ、美味しい~!」
と言いながら、ストローに口をつけていた。
そんな、景奈の無邪気な表情に、白夜の表情も自然に綻ぶ。
「そういえば、今日は誰かから頼まれた買い物だったんだよね?」
「そうだけど……よく分かったわね?」
「そりゃ……自分のための買い物だったら目当てのものが分からないってことはないじゃん?」
「ふふ、まぁ……そうよね。
実は兄から頼まれた買い物だったの……兄は所用で来られなくて。」
「あぁ、なるほど……だからか…………。」
「なるほど……?だから……?」
「あっ、ううん!なんでもない!
それにしても、白夜ちゃんのお兄さんかぁ……きっと白夜ちゃんと同じくらい素敵な方なんだろうね?」
「ふふ……そうね。
少し不真面目なところだったり、私に対して過保護なところがあるけど……うん、色々頑張ってる人だとも思うわ。」
「へぇ……そっか、お兄さんのこと大好きなんだねぇ。」
「ば!ばか!そんなんじゃないし、そんなこと言ってないじゃない!」
「はいはい、そんな事言わない~。お姉さん全部分かってるんですからね。」
「えぇ……最後の一個だったなんて、本当にありがとう景奈。」
「いやいや、私は道案内しただけだから!それにこれくらいたいしたことじゃないよ。」
あぁ言っているが、白夜の代わりに店員に目当ての品の在処を訊ね、実際に購入してくれたのも景奈なのだ。
初めは案内だけして貰って景奈にはそこまで……と思っていたが、初めて見る店舗に少しだけ戸惑い、それを悟られたのか、「代わりに買ってくるよ!」と言って駆け出して行ってしまった。
我ながら情けないと少しだけ思う。
白夜は、フラッペのストローに口を付け、一口啜った。
今日のお疲れ様会をしよう!と、景奈に誘われ、今は駅前のモグモグバーガーの中に移動していた。
ここでも、景奈はこれくらい私が……と言っていたが、それでは麦茶のお金や、ここまでの道案内にとどまらず、購入の手続きやらしてくれた景奈に申し訳ないと白夜が景奈の分もお金を出していた。
窓際のカウンター席に並んで座っている景奈は、
「白夜ちゃんに奢ってもらったフラッペ、美味しい~!」
と言いながら、ストローに口をつけていた。
そんな、景奈の無邪気な表情に、白夜の表情も自然に綻ぶ。
「そういえば、今日は誰かから頼まれた買い物だったんだよね?」
「そうだけど……よく分かったわね?」
「そりゃ……自分のための買い物だったら目当てのものが分からないってことはないじゃん?」
「ふふ、まぁ……そうよね。
実は兄から頼まれた買い物だったの……兄は所用で来られなくて。」
「あぁ、なるほど……だからか…………。」
「なるほど……?だから……?」
「あっ、ううん!なんでもない!
それにしても、白夜ちゃんのお兄さんかぁ……きっと白夜ちゃんと同じくらい素敵な方なんだろうね?」
「ふふ……そうね。
少し不真面目なところだったり、私に対して過保護なところがあるけど……うん、色々頑張ってる人だとも思うわ。」
「へぇ……そっか、お兄さんのこと大好きなんだねぇ。」
「ば!ばか!そんなんじゃないし、そんなこと言ってないじゃない!」
「はいはい、そんな事言わない~。お姉さん全部分かってるんですからね。」