「”もう悪あがきはやめろ降伏するのだ”」
「…ふっ」



しかし世直しマンは矢を抜いた！！



「そんなはったりに乗るかーーーっ！！！」


三本柱マンJrに向けて投げたが
矢は空中で止まり…


「”仕方あるまい”」



先が努力マンの血の汗の形に変化した！




「今度は努力マンの血の汗の形か」
「三本柱マンJrが言ったことは嘘ではないですね…『友情の矢』は友情マンの顔の形を…そして『努力の矢』は努力マンの血の汗の形…」



そして矢は変わると世直しマンの方へ
向かっていく！！世直しマンガ避けても
何度も何度も向かってゆくその光景に
努力の矢とはその通り努力を表現した
矢なのだと分かった




「ならば矢をへし折るまでだ！！」




世直しマンは矢の先に向けて
腕を振り下ろし、矢の先は割れる！！
だが割れると中に入っていた
液体が溢れて世直しマンの足を固めた…！



「く、くそっ…動けん！！」


「なるほど…あの矢は元々あの接着剤で相手の動きを止めるものだったんだ。当たれば当然血の汗が割れる…避けられてもしつこく追い回し、打ち落とせばああなる
防ぎようのない…まさに根性と努力の矢だ」
「次は勝利の矢だが…勝利の矢と
言うにはその名の通りトドメを指すための
矢なんだろうが…」



大ガマがそう呟き、三本柱マンが
また矢を構えて世直しマンに向ける
その矢の先は…




「おお、あれが勝利の矢だ！！」
「勝利マンの眉の形…もとい「V」の形か！！」
「あれならば心臓に容易く刺さる！！」




矢を構え弓を引き…
辺りに緊迫した雰囲気が流れる…




「サラバ夏の日…」
「「三本柱マンが喋った！？」」
「あっ、行けね喋っちゃった」
「喋れるんなら最初から喋れよ！！」




だがその雰囲気の中で
三本柱マンが喋ったことにより
緊迫した雰囲気が少し崩れたが
三本柱マンは矢を放った！！