大逆転の巻

はずだった、だが…!!


カチッ、カチッ!!



「あ、あれ?!」
「どうなってんだ?」
「た、弾切れだ…!!」
「何っ!?」



引き金を引いても弾は出ずに
手下達は慌てた様子で銃を
弄ったりするが弾は無いため
どうしようも無い
世直しマンが予想してなかった
自体に思わず立ち上がる




「し、しめた…!弾切れだって!!」
「武器の仕込みをやったのは誰だ!!」
「210番です!!」
「210番!!きちんと銃をの仕込みを……!?」



世直しマンは未だに銃を構えた姿勢の
ままで固まる手下に怒鳴るが
その手下は突如銃を世直しマンの
方へと向けると……




バババババ!!!




「っぐ!?貴様、なんの真似だ!!!」




世直しマンに向けて銃を乱射し、
何発かの弾は手で受け止めたが
2、3発程腕に命中し顔を歪める
状況が変わり、ヒーローたちは
ざわめき出す…




「なんだ、謀反か?」
「いや、これは我々にとってラッキーだ!!」
「……ラッキー?」
「…ラッキー、ラッキー……!!」
「「まさか!?」」



会長のラッキーと言う言葉に
最初に天才マンと勝利マンが気が付き…
そしてヒーロー全員がその手下の正体に気がついた
そしてその手下は銃を投げ捨てると
ニヤリと笑った




「…気づかれたんじゃ仕方ねぇな」
「何者だ、貴様!!」
「何者だはねぇだろ?俺の事は
お前らみんな知ってるさ…でも
何者だと聞かれたら答えてやろうじゃねーの」



マスクをゆっくりと上げ、口元が
顕になる…




「そうさ、俺様は…実力もあり
ついてついてつきまくる宇宙一
ラッキーな正義の味方!!」




そう叫ぶとバッ!!!と手下の服と
マスクを一気に脱ぎ捨てた!




「ラッキーマン様さ!!」


「「ラッキーマン!!」」
「ラッキーさまー!!」
「な、なにぃっ!?」
3/4ページ
スキ