セブンヒーロースペシャルの巻

「皆の武器を合わせてひとつの光線に
すればその破壊力は計り知れない
物になるのだ!!!」
「ふふふ、こ、この破壊力では
私は倒せんぞ‥!!」
「あっ、ちょっと痩せ我慢してる」
「うっ、!」



スーパースターマンが痩せ我慢している
事に気づき、見抜かれた世直しマンは
冷や汗を垂らした
しかしまだ作戦は続く!



「さーっ!会長頼む!!」
「よっしゃー!わしも回復してる
はずだやってみる!」
「な、何っ!?何を‥」

「会長のヒーローパワーで今の攻撃を
何倍にもするのだ!」



会長はヒーローパワー注入の
ポーズをとると、高らかに叫ぶ



「ヒーローーーーっ!!パワーーーー!!!」




ヒーローパワーが与えられると
光線攻撃のパワーは何倍にも膨れ上がり
世直しマンに襲いかかり、鎧は
ヒビが入り始める



「よーし聞いてる聞いてる!!」

「う、ぐ‥仕方ない、奥の手だ‥!!」



世直しマンは突然
手を4の形にした



「よ、な‥‥




おしーーーーっ!!!」



世直しマンの奥の手が炸裂したその時‥
ヒーロー達や観客に向かいエネルギー波が
襲いかかる!



「凄いエネルギー波だよけろーーーーっ!!!」
「俺に任せろ!!!」



咄嗟に大ガマは前へ出ると
パワーを溜め込み‥パワーを溜め込んだ
右手を左手の手のひらに叩きつけ、
シールドをヒーロー達や観客を
包み込む形で発動させた




「最大範囲‥”超シールド”ォォォ!!!」



パン!!と言う拳の音と共に
シールドが展開されたタイミングで
大爆発を起こし、大ガマ達がいる
地面‥星以外は大爆発を起こし
粉々になってゆく‥!!




「ラ、ラッキーマン!!」
「シールドで防いだ!!」
「さすが師匠!!バリアで防ぐとは‥!」
「ラッキーマン!!大爆発が収まるまで
耐えれますか!?」



大ガマはシールドを貼った体制のままで
顔を顰め、耐える‥が!!
大ガマは想定外、というように
顰めた顔のままでヘラり、と笑った




「わ、悪ぃ‥‥長く、耐えれそうにねぇ‥!」




ピシ、という不吉な音が聞こえて
友情マンが上を見ると‥



「ああっ!!し、シールドにヒビが!!」
「ラッキーマンのシールドでも耐えきれないのか!!」
「それほど世直しマンのよ、な、おし波
の威力がすげぇんだ‥!!っぐ、うぐ!」



ピシ、ビシビシ‥!という音と共に
シールドにどんどんヒビが入ってゆき‥
大ガマは後ろにいるヒーロー達に向けて叫んだ





「シールドが壊れる!!伏せろーーーーーっ!!!!」




バリィィィン!!!



大ガマがそう叫んだ瞬間に‥
シールドが壊れ砕け散り、
爆風がその場にいた物全てに襲いかかった‥
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