新たな武器の巻
「まぁとりあえず!お前らが無事で良かったぜ」
「と、言うか友情マンの存在忘れてたぜ……」
「ラッキーマンが目立つからなぁ」
「あはは…」
友情マンは口の端がひくついていたが
敵を探る事が出来たのも大ガマが
副将だったからだ、と自分に言い聞かせた
「ラッキーマン、今までよく先頭で
戦ってきてくれたな…そして天才マン!!
お前との決着は必ずつけるぜ!」
「ふっ、それはどうかな?この天才に
勝てるかな?」
「兄さん!これで私たちの勝ちが見えて
きた!!よぉし兄さんと師匠が組めば…」
「いや」
大ガマはそう話す努力マンを
制して世直しマンを睨みつける
「……俺にやらせろ、俺一人に
今まで俺が戦ってきたからには
全うしてぇんだ」
「!?だ、だがラッキーマン!お前…」
「頼むよ」
振り向いてそう答える大ガマに
勝利マンは努力マンと会長を
止めて首を振った
「……やめとけ」
「に、兄さん!ですが師匠は
ダメージを受けて…」
「あいつにはあいつの男気やプライドが
ある……あいつはあいつの正義を背負って
戦っている、それが今だ…邪魔してやるな」
勝利マンの言葉に努力マンは
黙りこみ…………静かに頷いた
「…あんがとよ」
背を向けて、また世直しマンの元へ
ずんずんと歩いて行く…
世直しマンはそんな大ガマを鼻で笑う
「くだらん意地を張って死ぬつもりか?
無謀な男だ」
「はん!言ってな!…俺はただ」
大ガマの脳裏に蘇ったのは桜ニュータウン
がまだ桜町だった時の思い出……
あいつの祖父である少年が好きだった
ヒーローの言葉が蘇った
「愛とガッツと根性で!
世界に蔓延る悪を打つ!
無敵ガッツ仮面!!」
「(そうだよな、世界は友達…
ヒーローならば愛とガッツと根性で
守んなきゃな)」
世界じゃなくて宇宙だけど、と
付け加えて足を大きく開き構えた
小声でその少年の口癖を少し改変して呟いた
「……宇宙は友達……全部守るぜ……!!」
大ガマは腰の茶柱サーベルを取った
「と、言うか友情マンの存在忘れてたぜ……」
「ラッキーマンが目立つからなぁ」
「あはは…」
友情マンは口の端がひくついていたが
敵を探る事が出来たのも大ガマが
副将だったからだ、と自分に言い聞かせた
「ラッキーマン、今までよく先頭で
戦ってきてくれたな…そして天才マン!!
お前との決着は必ずつけるぜ!」
「ふっ、それはどうかな?この天才に
勝てるかな?」
「兄さん!これで私たちの勝ちが見えて
きた!!よぉし兄さんと師匠が組めば…」
「いや」
大ガマはそう話す努力マンを
制して世直しマンを睨みつける
「……俺にやらせろ、俺一人に
今まで俺が戦ってきたからには
全うしてぇんだ」
「!?だ、だがラッキーマン!お前…」
「頼むよ」
振り向いてそう答える大ガマに
勝利マンは努力マンと会長を
止めて首を振った
「……やめとけ」
「に、兄さん!ですが師匠は
ダメージを受けて…」
「あいつにはあいつの男気やプライドが
ある……あいつはあいつの正義を背負って
戦っている、それが今だ…邪魔してやるな」
勝利マンの言葉に努力マンは
黙りこみ…………静かに頷いた
「…あんがとよ」
背を向けて、また世直しマンの元へ
ずんずんと歩いて行く…
世直しマンはそんな大ガマを鼻で笑う
「くだらん意地を張って死ぬつもりか?
無謀な男だ」
「はん!言ってな!…俺はただ」
大ガマの脳裏に蘇ったのは桜ニュータウン
がまだ桜町だった時の思い出……
あいつの祖父である少年が好きだった
ヒーローの言葉が蘇った
「愛とガッツと根性で!
世界に蔓延る悪を打つ!
無敵ガッツ仮面!!」
「(そうだよな、世界は友達…
ヒーローならば愛とガッツと根性で
守んなきゃな)」
世界じゃなくて宇宙だけど、と
付け加えて足を大きく開き構えた
小声でその少年の口癖を少し改変して呟いた
「……宇宙は友達……全部守るぜ……!!」
大ガマは腰の茶柱サーベルを取った