新たな武器の巻

大ガマがピンチになったその時に
包帯を使って剣をとめた影があった
それこそ…彼こそ帰ってきた勝…



「ちがーーーう!!!その文
ちょっと待て!!!」



あっ、こら舞台裏にくるんじゃないの!!
タッチペンとスマホ返して!



「おいおいおい!舞台裏にくるなんざ
他の小説の奴らもしなかったぜ
早くあっち行けっての!!」
「うるせーーー!!!俺は
謎のミイラ男だーー!!!
前の文俺が書き直す!!!」



もう駄目だ そう死を覚悟した時
どこからとも無く現れた謎の
包帯男…彼は何者だ、と一同は
目を向ける



「これでよーし」
「お前なー…あ、本編行っていいぜ」

…………………………………………………………………………………

腕に巻き着く包帯をブチり、と切り
世直しマンは包帯男を睨みつける


「何者だ!!」
「ふふふ」
「何者だはねーだろ人目で分かるぜ」
「しょ、勝利兄さ………」
「コラーーーーッ!!!それ以上言うなーーーー!!!」


名前を言おうとすれば凄んで
止める包帯男
バレバレなのに、と一同は思ったが…



「ふふふ俺の正体をそんなに知りたいか」
「何言ってんだよ正体がわかってんのに」
「ふっ、どう見たってあれは勝…」
「わーーーーーっ!!!!」
「「わかったわかった」」



どうしても謎の人物として登場し
正体を晒したいらしい
大人しく彼のさせたいようにさせることにした



「そんなに知りたければ教えてやろう!
またある時は謎のダンサー
またある時は謎のミイラ男

そしてその正体は!!!」



ぶわっ!!と包帯を一気に解いた
その正体は…!!



「「ほーらやっぱり勝利マン/兄さんだ/じゃねーか/だ」」



まぁ皆さんご存知の通り
そして悩む必要も無いと思う通り
その正体は勝利マンであった



「ふふふ何がやっぱり勝利マンだ?
甘いぞお前ら」
「えっ違うのか?」
「………ん?兄さんその胸の端のマークは」



動体視力が鍛え上げられている
末弟の努力マンがそれに気がついた
勝利マンの胸のマークの端には確かに
小さく、小さく「R」と書かれていた
勝利マンは待ってましたと言わんばかりに
胸を張った



「そう俺は勝利マンRに生まれ変わったのだ!!」
「んなセーラームーンじゃねぇんだし」



逆に良く知っていたな大ガマさん
セーラームーンという言葉を



「でもお前、どうやって…」
「私が説明しましょう」
「友情マン!!」



友情マンが天才マンのカッ!で
勝利マンがやられたことは隠して
説明するには…光線を浴びて直ぐに
地下へ勝利マンを引きずり込んだため
勝利マンは助かったというのだ
ちなみにRというのは友情マンの
友のマリックマンが書いたらしい
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