「……！！な、」
「よ、世直しマン…！！」


ダメージを受けたが世直しマンは
平然と立っていた…！！
背中の鎧がヒビが広がり、少し穴が空く



「ふっ、まさかここまでダメージを
負わさられるとはな…しかしラッキーマンは
ダメージを受けた！さぁまだ来るか
ラッキーマン！？それとも交代するか！？」
「何もう戦力外みたいに話してんだテメェ！！俺が…」

「師匠！！私に変わってください！！
貴方が全て背負うことは無い！！」
「いいや私が！！私は貴方にヒーローとしての
全てを教わり命を2度も救われた！！
その恩を今！！」


ふるふる…と大ガマは首を振り
腕で制して前に出た



「中途半端なままで…終わらせられっか…」
「…そうか、ならばさっさと終わらせてしまおう」



世直しマンが背中から取り出したのは…
鋭利な剣だ！！



「！！」
「ふふふ………」



ギラギラとひかるその剣が反射して
大ガマの姿を写し…世直しマンは
大ガマを見据えて剣を振り上げる！！




「死ねーーーーっ！！ラッキーマン！！」
「っ…！！」



2度目の死を覚悟し目を瞑ったその時
咄嗟に自分に誰かが覆い被さるような
感じがして大ガマは目を開ける



「師匠！！」
「ラッキーマン！！」
「！？努力、天才…」



逃げろ、そう言いたくてももう
剣がすぐそこまで来ており
もうダメだと思ったその時！





バシッ！！




「そこまでだ世直しマン！！」
「何っ！？誰だ！」

「ふふふ……」



世直しマンの剣をとめたのは…
身体中包帯を巻いた包帯男
やっと彼の帰還だ！！

待っていたぞ勝…


「わーーーーーっ！！！」



おかえり勝…



「わ”ーーーーーーっ！！言うな！！」



…勝



「言うなっっつの！！！次回に続く！！」