宇宙船に乗ったスーパースターマンも駆けつけ
(着陸できずに岩にぶつかって爆発していたが)
話は続く…



「やつは何か特別な能力を持ってる…」
「はい！！大滝の術を出す前にバリアを貼っていた、それが証明…」
「そんで俺が気まぐれでキックする足を
寸前で変えた時にだけ当たった…」
「間違いない、奴は」

「「人の心を読んでいる！！」」


そう、世直しマンの秘密それは…
人の心を読めるということだという
会長は驚いて聞く


「そ、そんな事が！？」
「間違いない、…」


努力マンはふと世直しマンの方を見ると
とあることを考える



「(アダチユミはキスシーンは絶対しない
何故ならアダチユミは中学生(チューがくせー))」
「くすっ、ぷぷっ…」


脳内でギャグを念じればそれを読み取った
世直しマンは吹き出し、その様子を見た
努力マンは指を突きつける



「やはり読んでいる！私がギャグマンガに
溶け込むために努力して考えたギャグに笑った！！」
「ふふふ」
「(努力のギャグで笑うとかこいつ
笑いに飢えてたんだな)」



ちなみにアダチユミさんを管理人は知らないし
アダチユミさんはもう中学生じゃあない
原作にこう書いてたんだから許して欲しい



「さすがだ…私はそう！人の心を読むことが出来る！」
「世直しマンその能力もしかして！！」
「その通り、お前の考えている通り
ヒーロー神から奪った…奴を殺した時に」
「(奪った？)」


奪ったというワードに少し引っかかった
まるで物を取ったような言い方だ、と
大ガマは首を傾げる
しかし見破ったところでどうしようも無い
何考えるか…分かるんだから



「……………………」



大ガマは前世のことを思い出す
心を読めると言ったら…さとりちゃんだ
彼女と手合わせはしたことないが…
ケータが確か対峙したことあるとか言っていた
聞けばよかった、と大ガマは後悔したが…
その心を、世直しマンに読まれていた



「！…ほうラッキーマンお前面白い秘密を持っているな」
「！！！(やべ、心を…！)」
「「ラッキーマンの秘密…！？」」
「師匠の秘密だと！？」



「ラッキーマン、お前には…



前世の記憶がある、そうだろう？」



世直しマンは愉快そうに笑いながら
大ガマの秘密をさらり、と口に出した