激突!天才マンvs大ガマの巻

「(ふふ…分かるまい!わしが後ろから
ヒーローパワーを送っているのだ!!)」


そう、大ガマが突如大吉になり起き上がった
理由は…会長が10年に一度送るヒーローパワーを
一気に彼に与えていたからだった!!



「(ここでラッキーマンがやられてしまえば
わしも殺されそれもできなくなる…!
頼む!!勝ってくれラッキーマン!!
お前がこの宇宙の砦なのだ!!)」



そんな会長の事を知らぬ天才マンは
ぎり、と歯噛みすると手元にある
ダイヤルを前回まで回して
ボタンに指を置いた



「くっそーー!!!こうなれば…
電撃パワーアップ!!100万ボルト!!!」



バリバリバリバリバチバチバチバチィ!!



「い”ぁぁぁぁぁぁ!!!っあ”ぁ”!!
っあ”ぁぁぁぁっ!!!!」



天才マンは電力を上げて攻撃してきた!
大ガマの体を100万ボルトの電気が走り
大ガマの意識が飛びそうになる…!!



「(ダメだ!!ダメだ!!意識を失えば、
確実に殺される!!俺が殺される訳には
行かねぇ!!俺がヒーローチームの
砦なんだ!!平和のためにも宇宙の為にも!!!!)」



電撃を浴びながらも意識を保ち目の前の
敵を見据える…が、体にダメージが走る!!



「ぐぅぅあ”ぁぁぁぁぁ…!!!」
「強がるな、もう意識を手放す手前だ…
いいや、下手をすれば死ぬかな?
死なれたら困る…お前には苦しんで
死んでもらうんだからな」



天才マンが一旦電撃を止める、と
大ガマの体から電気が漏れ…
身体を震わせながら天才マンを睨みつける



「(い、いかん!!このままでは
ラッキーマンの体が持たない!!
何とかしないと…!!)」



会長が周りを見渡すと、そこには
暇そうに会長を見ていたスーパースターマン
そこで会長は一つの案が思いついた



「(そ、そうだ!!)」
「…スーパースターマン、ワシの尻を
針で刺してくれ」
「はぁ?なんだよ親父針なんて持ってねぇぞ」
「いいからはよせんかーい!!!
尖ってるものならなんでもいいぞー!!!」
「ええっ、そんな事……あ、そうだ
ほんじゃこれで、せーのっ」



グサッ!!!!



スーパースターマンが手に取り
会長の尻に刺したのは…
スーパースターカッター!!



「シェーーーーーー!!!!」



会長はその痛さと衝撃で大ガマの元へと
吹っ飛んだ!!
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