ヒーロー伝説!天才マンの悲劇の巻

「私の名は天才マン、天才だから
私には努力もラッキーも友情も必要ない
そしてあっさり勝利!いやでも
目立ってしまうスーパースターだ!」
「や、やろう!私たちに対する当てつけだな!?」
「そう天才だから誰がレギュラーかも
わかってしまった‥そして私は天才だから‥」


サラサラ‥と天才マンからキラキラエフェクト
が出てきて‥それが親指グンジョーの
スーツに触れた途端、スーツは星の砂となってしまった!



「ああっ!指レンジャースーツが星の砂に
なってしまった、なんて優雅なんだ!」
「マジの天才じゃねぇと‥出せねぇぞ」
「こういうすごい能力もなんの苦労も
せずに生まれつき持っている、も一つ
オマケに‥‥カッ!!!」



天才マンの額の月が輝くと閃光が
発射され、閃光に包まれたスクリーンが
消えてしまった!!



「スクリーンが消えやがった!?」
「こういうすごい光線の出し方もなんの苦労もせずにわかってしまった…ふっ…我ながら怖いぜ自分の天才ぶりが!」
「す、すげえ…あんな光線やっぱ天才じゃなきゃ出せねーよなあ…あの能力…欲しい!!」
「へぇー面白そうじゃねぇか、やってやるぜ」


大ガマは舌なめずりをしてニヤリと笑った



「 何の苦労もせず全てを知り、全ての知り全てを知っている!…それが天才マンだーっ!!」



その言葉にかっ!!!と目を見開かせて
勝利マンが目を覚まし叫んだ。



「天才マンだとーーーーーーっ!?!?」
「げこぉぉぉぉ!?びっくりしたぁぁぁ!
んだよ知ってんのか!?」
「ああ!ヒーロー協会に伝わる伝説のヒーロー…それが天才マンだ」
「伝説のヒーロー!?」



全宇宙で50億年に一度、生まれるか生まれないかという天才…ヒーロー協会において全成績ダントツトップ、ヒーロー認定証獲得第一号、しかも最短時間で獲得…その成績は勝利マンでさえ超える事は出来なかった…

そしてヒーローとしても、もちろん無敵!敵を倒すための平均所要時間は0.3秒
300年前に突然姿を消した伝説のヒーロー…
勝利マンが常に自分の心のライバルにしてきたヒーローであるという



「いや、突然姿を消した訳では無い!」
「会長、?」
「‥久しぶりだな会長さんよ」
「「!?」」
1/2ページ
スキ