大ガマラッキーマン誕生!の巻

「その子を離すんなら今なら見逃してやるぜ、どうする?」
「やだ!!!」
「あっそ、ならしゃあねぇな…」


試しに使えるかと妖力をためてみれば
手応えあり、どうやら妖怪時代の力は
使えるらしい…大ガマはニヤリと笑った
ブンっ!!と体を大きく動かし髪舌で
カマキリ星人の体を力強く叩き
みっちゃんを助け出す



「ふんぎゃっ!!!」
「きゃ!!ら、ラッキーマンさん!!助けてくれてありがとうー!!」
「礼には及ばねぇぜ…さ、下がってな」

「ちょっとまてラッキーマン」



みっちゃんを後ろにやると
そこで上にある星から声が聞こえた
幸運の星というらしい



「あ?なんだよ」
「説明し忘れていたが…お前の腰に着いているのは〖茶柱サーベル〗だ、そしてお前は〖ラッキービーム〗を打つことができる、友好的に使いたまえ」
「へー…じゃ……伸びろ茶柱!!」


ほんなら使ってみるか、と茶柱サーベル
を手に取り伸ばして構えると駆け出し
スピードをつけてカマキリ星人
へ向かい突き刺す、とカマキリ星人は
いともあっけなく爆発してなんなく
退治に成功したため大ガマはあまりの弱さに唖然とした



「よ、よえぇーーーー!!!??」



単に大ガマが強いだけである
ぽかんとしているとみっちゃんが
寄ってきて声をかけた


「ラッキーマン様、素敵でしたわ」
「お?そっか、あんた怪我ねぇか?」
「見代の心配まで…!ありがとうございます、」
「そんじゃ俺は行くぜ、そんじゃあな!!ってうお、飛べんのか…」


ジャンプしようとしたらそのまんま
飛んでいけた為飛べるのかと驚いた
そしてみっちゃんは赤い顔で
大ガマが飛んでいた去った後を
恋する乙女の顔で見つめていた…


「ラッキーマン様…イケメンで強くてす、て、き…」
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