それから1年の巻

「「助けてーーー!!!」」



俺と土蜘蛛が妖魔界へ帰還して
もう1年がたった、俺たちは
今でもヒーロー活動を妖魔界で
行っている
悲鳴を聞きつけて、土蜘蛛と一緒に
変身して駆けつける
駆けつけた先にはレッドJに
追いかけられている花子さんの姿




「コラーー!!テメェ何してやがる!!」
「ん!?なんだお前らは!!」
「俺様は宇宙一ついてついてつきまくる
運と実力を揃えたヒーロー!ラッキーマン!」
「我輩こそは5万年に1度という
奇跡の救世主!救世主マンである!!
弱いものいじめとは許せぬ!!」




悲鳴が聞こえれば、誰かが
困っていれば俺と土蜘蛛は
すぐに駆けつけた




「やかましい!このチビが俺の足を
踏んだから痛めつけてやろうとな!!」
「あ、謝ったもん‥!!」
「弱いもんいじめとは納得いかねぇな」
「頭を冷やすがいい!!」




俺はラッキービームの体制をとる
そして土蜘蛛は救世拳の体制をとる





「ラッキービーム!!!」
「救世拳!!!」
「ぐわぁあああっ!?」




俺と土蜘蛛が一撃くらわせば
レッドJは果てまで吹っ飛んで
キラン、と光になって消えた。




「あ、ありがとうラッキーマン!
救世主マン!怖かった‥」
「気にすんなよ、困ったら呼べ!」
「うむ、我輩らはヒーローだからな」





元の世界へ帰っても俺たちは
ヒーローとして戦っている
妖魔界へ帰っても正義と愛の心は
忘れないように‥‥
妖魔界をまた脅威に襲わせないように





「「親方様ー!!」」
「「大将ー!!」」

「ん、」
「む」




そして、大事な仲間を守るため
またアイツらと再会するために‥
今日も俺と土蜘蛛は戦い続ける
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