祭り囃子の中での再会の巻
「さ、サイン!」
「「してー!」」
まさかのサインを求められ
2人は目を合わせ合うと‥
にっこり、とチビ妖怪たちに
微笑んだ
「いいぜ!」
「我輩のものでいいのなら」
「わーい!」
色紙にサインを書いてやると、
チビ妖怪たちは大喜びで
飛び上がりはしゃいで、
二人に礼を言うと祭りに戻って行った
「俺たち有名人だな!ゲコ!」
「そうさなぁ‥」
クスクス、と笑うと土蜘蛛は
大きく屋台を見回して
屋台を指さし、大ガマを見やる
「大ガマ、祭りに来たのだ
屋台を楽しもうでは無いか」
「お、そうだな!そうすっか」
大ガマも土蜘蛛の提案に乗る
すると土蜘蛛は屋台に歩いていくと
何かを買って大ガマの元へ戻ってきた
「ほれ、オマケしてもろうた」
「え?‥リンゴ飴?」
土蜘蛛が買ってきたのは
リンゴ飴だった、小さな‥姫リンゴの
リンゴ飴だろうか?
そのひとつを土蜘蛛は大ガマに渡した
「リンゴ飴か、お前最初から
甘いもんかよー」
「よかろう、別に‥ほれ、食えお前も」
「ん、ありがとな」
なぜリンゴ飴?と思いつつも大ガマは
リンゴ飴を受け取りペロリと舐めると
「あっっっま!!!」
「ふはははは!」
その甘さに思わずそう叫び
そんな大ガマに思わず土蜘蛛は
大きく笑った
そんな風にリンゴ飴を舐めつつ
祭りの中練り歩いていると‥
とある者に目が着いた
「‥ん?」
「?どうした大ガマよ」
「‥いや、あれ‥人間の子供だろ?」
大ガマと土蜘蛛の少し前で困ったように
ウロウロとしているのは‥
ちょうど小学生1年生位の子供であった
なぜ人間の子供が?と大ガマが首を捻る
「なんで人間の子供が?」
「入口から迷い込んできたのであろう」
「ほんじゃ帰してやるかね」
一応俺たち、ヒーローだから
困ってる奴は放っておけないもんな!
と土蜘蛛の手を取るとその子供の
元へと歩み寄るとかがんで大ガマは
その子供に声をかけた
「おい、お前どーしたんだ?」
「えっ?」
「ここは人間の来るところじゃねぇぜ?」
その子供は大ガマと土蜘蛛の方へ
振り向くと‥少しの間ポカン、として
2人を見ていたが
「‥!」
はっ!!とした顔をすると
頭を下げて右手を差し出して
「友達になってください!」
「ゲコ?」
「む?」
いきなり友達なって欲しいと言い出した
「「してー!」」
まさかのサインを求められ
2人は目を合わせ合うと‥
にっこり、とチビ妖怪たちに
微笑んだ
「いいぜ!」
「我輩のものでいいのなら」
「わーい!」
色紙にサインを書いてやると、
チビ妖怪たちは大喜びで
飛び上がりはしゃいで、
二人に礼を言うと祭りに戻って行った
「俺たち有名人だな!ゲコ!」
「そうさなぁ‥」
クスクス、と笑うと土蜘蛛は
大きく屋台を見回して
屋台を指さし、大ガマを見やる
「大ガマ、祭りに来たのだ
屋台を楽しもうでは無いか」
「お、そうだな!そうすっか」
大ガマも土蜘蛛の提案に乗る
すると土蜘蛛は屋台に歩いていくと
何かを買って大ガマの元へ戻ってきた
「ほれ、オマケしてもろうた」
「え?‥リンゴ飴?」
土蜘蛛が買ってきたのは
リンゴ飴だった、小さな‥姫リンゴの
リンゴ飴だろうか?
そのひとつを土蜘蛛は大ガマに渡した
「リンゴ飴か、お前最初から
甘いもんかよー」
「よかろう、別に‥ほれ、食えお前も」
「ん、ありがとな」
なぜリンゴ飴?と思いつつも大ガマは
リンゴ飴を受け取りペロリと舐めると
「あっっっま!!!」
「ふはははは!」
その甘さに思わずそう叫び
そんな大ガマに思わず土蜘蛛は
大きく笑った
そんな風にリンゴ飴を舐めつつ
祭りの中練り歩いていると‥
とある者に目が着いた
「‥ん?」
「?どうした大ガマよ」
「‥いや、あれ‥人間の子供だろ?」
大ガマと土蜘蛛の少し前で困ったように
ウロウロとしているのは‥
ちょうど小学生1年生位の子供であった
なぜ人間の子供が?と大ガマが首を捻る
「なんで人間の子供が?」
「入口から迷い込んできたのであろう」
「ほんじゃ帰してやるかね」
一応俺たち、ヒーローだから
困ってる奴は放っておけないもんな!
と土蜘蛛の手を取るとその子供の
元へと歩み寄るとかがんで大ガマは
その子供に声をかけた
「おい、お前どーしたんだ?」
「えっ?」
「ここは人間の来るところじゃねぇぜ?」
その子供は大ガマと土蜘蛛の方へ
振り向くと‥少しの間ポカン、として
2人を見ていたが
「‥!」
はっ!!とした顔をすると
頭を下げて右手を差し出して
「友達になってください!」
「ゲコ?」
「む?」
いきなり友達なって欲しいと言い出した