勝利、友情、努力三兄弟の巻

勝利マンと大ガマの戦いは5時間
続いた…大滝の術が飛びビームが飛び
白熱とした戦いが繰り広げられていたが
友情マンが突如それをとめた


「兄さんストップ!!」
「あ!?なんだ友情邪魔すんな!!」
「さっきも言ったでしょ、目的を忘れないでくださいよ…また今度ですよ」
「チッ…」
「ん?」
「ラッキーマン、一体この勝負お預けだ!!だがな!!」



勝利マンは汗を脱ぐうと指を突きつけ
大ガマに対して一旦停戦だと告げた



「だが決着は必ずつける覚えとけラッキーマン!!」
「その時を楽しみにしてるぜ勝利マンよぉ」


互いに握手をして男の友情の
様なものが芽生えたようだった
大ガマも久々に戦いがいのある相手と
やりあえて満足気だ


「ラッキーマンさん、やはりあなたは強かった…人間体で兄さんのパンチを避けられた時からそう感じていましたが、やはり貴方は強い」
「そうか?ありがとよ」
「でも俺が勝つけどな!!」
「まだ決まってねぇだろうがー!!」


突然2人の表情は真剣なものへと変わる…


「あなたが強くて安心しました」
「俺らはお前の力を試しに来たんだ」
「……訳ありって訳か、聞くぜ」
「実は…」



友情マンが口を開いたその時…
後ろから何やら裸足で走るような音が
聞こえてきて、大ガマのよく知る声が聞こえた



「師匠ー!!」
「おっ努力」

「…えっ!?」



努力は大ガマと共にいる人物を見て…
顔色を青くさせて固まり震えた…



「「よっ久しぶり!」」
「は?あ?」



震える声で、努力は2人の名を呼んだ



「しょ…勝利兄さん…友情兄さん…!」
「…………は……はぁ!?兄貴!?」




突然発覚した3人が兄弟であるという事実…
友情マンの口から語られる事態とは?
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