ビッグコスモスゴッドリングの巻

そしてエンマ宮殿で見ていたエンマ大王は
徐に走り去ると…1つの剣を持って
ぬらりひょんの元へ戻ってきた




「!大王様それは」




エンマ大王が持っていたのは…
エンマ一族の秘宝、エンマソードだった




「これを大ガマに使ってもらおうと
思ってな…」
「…ならば私も」



ぬらりひょんは腰から自分の
封印杖を取り出す、そしてエンマ大王と
ぬらりひょんは空に杖とソードをかざす…
すると杖とソードは光を帯びて
空へと吸い込まれるように消えていった。
そしてそれを見届けるとエンマ大王は
バルコニーへ出ると叫んだ




「皆!!よく聞け!!俺たちの仲間である
大ガマと土蜘蛛は!!今違う世界の
大宇宙で、宇宙をかけた最後の戦いに
いどもうとしている!!」



そんなエンマ大王の言葉に
全妖怪が耳を傾ける


「そんな彼らのために!!
力を!!分けてやろうじゃねぇか!!
いざ我こそはと思う奴は空に向けて
力を飛ばせ!!俺があの二人に届ける!!」
「「おぉーーー!!!」」




エンマ大王のその言葉に数々の
妖怪たちが自分の妖力を空へと飛ばし…
エンマ大王とぬらりひょんも空へ


別の世界へと…2人に力を送った
別の世界で戦うスーパーヒーローに…

…………………………………………………………………………………



「だがたった二人で勝てるとでも?
俺は神を殺した男…勝てる訳が無い」
「それはどうかな」
「お主は何も分かっておらぬ」
「何?」



ふん、と土蜘蛛と大ガマが笑う
そして…2人は語り始めた




「最後に勝つのは…」
「「愛と正義!!そして世界を超えた
我らの絆!!」」




世界を超えて、自分たちに力を貸して
くれた元祖や本家の皆の為にも
自分たちに大宇宙の命運を託してくれた
ヒーローたちやヒーロー神のためにも!!




「「0、0001でも可能性があるならば
その可能性にかける!!」」


「「ラッキーマン!!救世主マン!!」」



ヒーロー達が2人に希望を見出して
2人の名を呼ぶ…
そして土蜘蛛と大ガマは高らかに叫ぶ




「そう!!愛と正義と絆の為に
我輩と大ガマは戦う!!」
「それしかこの大宇宙に生きる
生命が生きる道はないんだからな!!」






さぁ、これが最後だ
共に戦おう…

大ガマと土蜘蛛は共に手を固く
繋ぎあいオールチェンジマンを睨む




「行くぜ、相棒」
「わかっておる」
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