ビッグコスモスゴッドリングの巻

「だから、俺が大宇宙神になって一度この大宇宙全て無くす!!」
「「なにっ!?」」
「そして1度なくし俺の理想の宇宙を作るのだ」
「そ、そんなこと出来るわけ…」

「とぼけるんじゃねーぞ、第三小宇宙神。大宇宙神に絶大なる信頼を得ていた我々二人はある大切なものを一つずつ大宇宙神から預かってたよな?」



その言葉にヒーロー神は
肩を跳ねさせ真っ青な顔で
震えながら答えた




「あ…あれか」
「まさか…ビックコスモスゴッドリングのことか…」



トリシマンがそう答えると
第10小宇宙神が説明した
大宇宙神となったものだけが使うことの
できる、宇宙を作りそして何度でも消滅させることのできる指輪
それがビッグコスモスゴッドリング…


「し、しかし大宇宙神様は決して今の宇宙を間違っても消滅させることのないように、我々に誰にもわからない所に別々に保管しろと仰ったのではないか!」
「ふふ…」



ニヤリと笑うと第10小宇宙神は
その指輪を取り出した!




「あぁ!!ゴットリングー!!」
「お、お前持ち歩いてんのか!?
無くしたら困るぞ!?」
「(ふん、本物の第10小宇宙神だって
懐に入れて持ってたぜ…)」



そう心の中で呟くと第10小宇宙神は叫んだ



「つまりお前のリングとこれを合わせれば今の全宇宙を消滅させて自分の理想の宇宙を作れる!!」



なんて恐ろしい事を、とヒーロー神や
ヒーロー達は恐怖を覚えた。



「やっとここまできたんだ…後はこのリングを使えるようになるために大宇宙神になるだけだ、つまり…この戦いの勝者が、このリングを手にする事ができ、この全宇宙を好きなようにできると言うわけだ!!

さぁ指輪を出せ!!」




そう迫られヒーロー神は冷や汗を
たらして焦っていた
それは大宇宙のピンチが迫っている
からもあるのだが1番は…




「(だってあの指輪!無くしちゃったんだもーん!!)」




指輪をなくしてしまったからである
ヒーロー神は慌てながら答えた




「そ、そうは行くか!お前がこちらの
代表者に勝てたら答えてやる!!」
「く…分かったぜ」



そして第3小宇宙の代表者を選ぶ事となった…
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