「ど…努力…」
「ふぇぇえん…！」


努力マンが殺された
その事実に泣き、悲しむヒーロー達に
会長がその悲しみに耐えつつ
涙をにじませ声をかけた



「悲しむな努力マンはあれで本望だったんだ…勝利マンを殺すなら自分の手でそして殺されるなら誰よりも先に自分が、と考えていたんだ…」



努力マンのその姿に大ガマは
ぐ、と目を固くつむり…
拳を握り感情をかみ締めた
…そして勝利マンは大ガマに向かう




「さてと、次はお前だお前を殺して
初めて勝ちだからな」
「…ふっ、カモン」



お前と戦うのは初めて出会った時
以来だと思い出しながら…大ガマは
ちょいちょい、と指で挑発して見せた




「よーーーし良い度胸だ！！
おらーーーーっ！！！！」




大ガマに拳をぶつけんと勝利マンが
飛びかかり大ガマはシールドを貼ろうと
構えた、だが勝利マンは
大ガマの横をとおりすぎ…



バキャーーーッ！！




「「あぁっ！？」」




第2小宇宙のキャプテンを殴り飛ばした！
キャプテンは血を拭いながら勝利マンを睨む



「何してんだ勝利マン！！お前ほどのものが殺すものを間違え…」
「間違ってねーよ！だって俺は第3小宇宙ヒーロー協会の勝利マンだ！！」


「「勝利マン！！」」



そう、記憶が戻ったのだ！！