まさかの再会の巻

「に…兄さん!僕だよ努力マンだよ!」

「努力…?しらねーな!
確かに俺の名前は勝利マンだが、俺に弟なんかいねーっ!俺は天涯孤独の身、親も兄弟もいねえ!俺は第二小宇宙人の勝利マンだ!!」

「ど…どうなってやがる!?」
「む、むぅ…」




大切にしている弟を知らない、と
言い放つ勝利マンに大ガマも土蜘蛛も
戸惑い混乱した




「…まさか偽物か?俺らを混乱させるための」
「有り得るかもしれぬ、姑息なやり方を
取る別の小宇宙神が考えそうな…」

「い…いやあれは確かに天才マンと勝利マン!!」




土蜘蛛と大ガマのその考えを
否定した者がいた、それは
怪我をした身体に鞭打って立ち上がった
勝利くんであった




「ま…間違いないっす」
「!?勝利くんどういう事だ!?」
「あ、あの時…」




そう痛みに耐えながらもおきあがった
勝利くんは語った、あの時何があったかを‥
悪役商会宇宙人を倒したまでは良かったが
その直後、謎の光が2人を襲い
咄嗟に勝利くんは勝利マンにより光の
外により投げ出されたため助かったが‥
2人はあの光を浴び別人になったのだと




「…もしかしてその光のせいで」
「…記憶を塗り替えられたのであろう」
「第2小宇宙人の記憶を埋め込まれたのだと…」

「兄さん思い出してくれ!兄さんは…」
「しつけー!!俺は第2小宇宙の
勝利マンだ!!」




記憶を塗り替えられた彼らに
大ガマと土蜘蛛は怒りの表情を
浮かべた




「ゆ、許さねぇ…!!記憶を
塗り替えるなんて卑怯な真似しやがる!!」
「おのれ!!何が第2小宇宙神であるか! 神の面汚しだ!!」
「……!!そうだ!!大ガマ!!」



そこで土蜘蛛はとある案を思いつき
大ガマになおった




「何とかなるやもしれんぞ我々の手で!」
「ゲコ!?」
「「何っ!?」」
「…!これか!」




土蜘蛛にそう言われた大ガマは
妖怪ウォッチブラスターを
取り出し、土蜘蛛はバズーカを
取り出し頷いた。




「………あった!!」




土蜘蛛と大ガマが取りだしたのは
「おもいだスッポン」のメダルだ
取り出すと大ガマは説明し出す





「この妖怪は忘れた記憶を
思い出させてくれる妖怪…
こいつを使えばもしかしたら!」
「さ、早速やって見てくれ2人共!」




もしかしたらこれで戻るかも!と
希望を持った会長がそうお願いすると
2人は頷いて勝利マンと天才マンに
近づきメダルをはめてバズーカと
ブラスターを構える!
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