新たな戦いと衝撃の知らせの巻

「努力マンよ、とにかく
勝利マンのトンカツ揚げ道具を
しまっておいた方が良いのではないのか」
「そうですね、なんで私が
兄さんのトンカツ道具を‥ん?」



ゴソゴソと勝利マンのトンカツ揚げ道具を
しまっていると一つのものを見つけた
それは、兄弟の絆の栓抜き‥




「ったくそれはもっと大切にして欲しいよな努力」
「いや勝利兄さんはこんな物より勝つことの方が大切な人なんだ」
「まあそういう事‥ん?」



そして必ず、勝利兄さんは帰ってくる‥
そう空を見上げた努力マンと友情マンは
とあるものを見つけて‥
大ガマと土蜘蛛も釣られて上を見た



「ん!?何っ!?」
「ありゃあ、ヒーロー協会の皆と
ヒーロー神じゃねーか!!
何しに来たんだ!?」




なんと上には、ヒーロー協会のメンバーと
ヒーロー神が飛んできていた
彼らは着地するとヒーロー神が最初に
咳払いをして口を開いた




「‥おほん、実は非常事態が起こり
ここに来た‥これから重大な話をする‥」
「な、なんですかその重大な話と言うのは?」
「うむ‥一週間前に大宇宙神様が風をこじらせて死んでの‥」
「「大宇宙神!?」」



ヒーロー神が説明するには
大宇宙神とは大宇宙を統べる神である事
まず、この宇宙は大宇宙の中に存在する
ひとつの小宇宙‥第3小宇宙である
そして大宇宙には16の小宇宙があると言うのだ
そしてそれぞれの小宇宙には小宇宙神がいるという




「裏宇宙だけでも精一杯だってのに‥
あーーー頭こんがらがる、知ってた?お前」
「いや我輩もここまでは知らんかった‥」




スケールがでかい話になって土蜘蛛と
大ガマは軽く目眩を覚えた。



「し、知らなかったー!!こ、こんな広大な世界があったとは!!もっと努力して勉強せねば!!」
「信じられんようだが本当の話だ」
「そしてヒーロー神様は我々の宇宙の神、小宇宙神様でもある‥」

「そして大宇宙神様が亡くなられた事により16人の小宇宙神の中から次の大宇宙神を決めることとなった‥本来大宇宙神様が決めてくれるのだがあまりの急死で‥」



そこで次の大宇宙神をどうするかの会議を
したのだが‥
その他の小宇宙神と言うほかの神は
髪にふさわしくない強欲で傲慢な性格
他の小宇宙神は皆「大宇宙を支配したい」
と言う欲のみで動いており
このままで宇宙が危ないと
ヒーロー神は宇宙の危機を感知して
ここに来たという
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