バレンタインデーの巻

「師匠!!ここは私にお任せ下さいらチョコなんてとかせばいいんですよ!!」
「おう任せ…努力、何する気だ?」


ぐっ、と構える努力マンに
大ガマが聞くと努力マンは力を
込めて暑苦しさを目に集めていく…



「力むことにより私の暑苦しい顔に熱い血塩を充血させ…その暑苦しさを頂点まで持っていきそのエネルギーを燃える瞳を通して放出する!!」



そしてその瞳から炎を発射させる!!



「顔面ファイヤーーーー!!!!」
「ぐわーっ!?!?」


その炎が直撃したチョコレートマンは
ドロドロと溶けていった…



「やったじゃねぇか!努力!!」
「案外弱かったっすね…」
「待て俺はまだやられてないぞ」
「んだと!?」
「俺の体は熱を加えることにより自由に変形させることが出来る…」



チョコレートマンは体を変形させていく…!


「みよパラソルチョコレート型だ!!これでぶっ刺してやる!!死ねーーー!!」
「はっ、やってみろ…これを突き抜けることができるんならな!!!」



大ガマは手に力をためると…拳を握り
手のひらに叩きつける!!



「”ガード”!!」
「ぎゃっ!?」



すると、大ガマの前に盾型のシールドが現れ
チョコレートマンはその壁に弾き飛ばされた


「”ラッキービーム”!!」


弾き飛ばされて転がったところに
ビームを食らわせる、すると
チョコレートマンはまぁ毎度の如く
爆発して消え去った



「ほらレディ達、チョコ持っていきな!!」
「これ私の!」
「私のー!!」
「ほんじゃさらば……」

「あ、まってラッキー様!!」

「ゲコ?」



飛んで去ろうとした時、ふとみっちゃんに
呼び止められて大ガマはみっちゃんの元へと降り立つ



「これ…ラッキー様に作りました!!受け取って…ください…!」
「くれんのか?ありがとよ、大切に食うぜ」


にっこり、と笑顔を浮かべてチョコレートを
受け取ると大ガマは努力マンを連れて
改めて飛び去っていった…
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