あっと驚く転校生の巻

さっちゃんの脅威も去って‥
一段落した大ガマ達は地球へ戻ってきた
そして今日から彼らは学校に
復帰してきた




「学校も久々だな、なぁ努力」
「そっすねー!!また学校での
生活が始まります!!!
努力するぞー!!」




学校へ久々に登校すれば
長く登校してこなかったのは何故かと
囲まれて質問責めにされたが
軽く質問を交わして
大ガマは席に着いた。





「(と、言うか洋一の姿も久々だな)」




逆になんか慣れねーな人間姿、と
大ガマは軽く笑った
そして席に着いてしばらくすると
担任の教師マンが入ってきた




「はーい皆さんおはようございまーす」
「「おはようございます」」
「えー、今日から皆さんの
クラスメイトととなる転校生が
転校してきましたー」
「は、また?」




天才、勝利、友情に続いてまたかと
大ガマは眉間に皺を寄せた





「入ってきてくださーい」





一体誰だと大ガマがドアに目線をやると
ドアが静かに開かれて転校生が現れた





「‥‥‥‥‥‥」
「(‥ん?)」




現れたのは髪を一つ結びにし、
特徴的な前髪に琥珀色の瞳をした
しかめっ面の転校生
そんな転校生に既視感があり
大ガマは首を傾げた
そして転校生は口を開く





「我輩は裏野救世主である」




その声、そしてその名前に
大ガマ達はそれが誰か分かってしまった
髪型も違くて隈取りもないけど‥




「う‥裏野救世主」
「んであの顔」
「あの声」
「あのしかめっ面」
「あれは間違いなく‥‥」


「「救世主マン!!!/土蜘蛛!!!」」




間違いなく土蜘蛛、もとい救世主マン
であると見抜いた。
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