サミット16世の巻
「(こいつが、オヤジを殺した‥さっちゃん‥)」
さっちゃんのその真の姿は…
表宇宙にいたら確実にモテるであろう
長髪の美男子であった
しかしその目は冷酷そのもので…
思わず大ガマの背に冷たい物が這った。
「っ…」
「(……命をなんとも思ってねぇんだろうな、こいつ)」
「いいか、あいつを倒すには
ナイナイ16しかないんだ!
正義の心だぞ分かったな!」
味方に告げた天才マンの台詞を
さっちゃんはくすくすと笑い
指さした。
「ふふナイナイ16だと?確かヒーロー16人の心をひとつにするものだっただろう?よく人数を数えてみろ」
「なにっ!?」
そう言われて改めて人数を数えるが
確かに15人しかいない!!
だが
「誰がいねぇんだ?」
「全員おるであろう」
誰が居ないのか分からなかった
一方扉の前では…
「くっそー!!!中に入れろ!!
俺もヒーローとして戦うぞ!!」
トップマンが必死になって
中に入ろうと、ドアを叩いていた
さっちゃんはため息混じりに答えた
「トップマンだよトップマン‥」
「あっ!そっか!!」
「あいつ地味だかんな~」
「ふっ、この天才としたことが‥」
「フフ…この部屋にお前らが入って来る時、最後に入って来た奴の前にブラックホールを作り…一時的に彼には異次元に行ってもらったのだ!そしてドアを閉めた後、また元に戻してやった」
そんなさっちゃんに、ヒーロー達は
ブラックホールをここまで自由に
操れるのかとさっちゃんに恐れを覚えた。
そして勝利マンは天才マンに答えた
「天才マン相手をよく見ろ、俺にはどっちみちナイナイ16なんかじゃ勝てる相手には見えねぇ!それによ…」
勝利マンはさっちゃんを鋭く睨みつけて
彼に告げた。
「親父の仇を目の前にして正義感だけで俺達三兄弟が戦えると思うかよ」
「ふっ、そういきり立つなよ!遊んでやるぜ」
さっちゃんは冷酷な笑みを浮かべて
右手を掲げると…ギルガメッ手を
発射した!!
そしてギルガメッ手はピンボールの如く
柱に当たり…スペードマンに当たった。
「けっ!!なにがギルガメッ手だ!こんな柱に弾き飛ばされて当たったスペードマンも死んじゃいねぇ!大した事ねぇじゃねえか」
「くくッ‥!」
そう煽られたさっちゃんは
勝利マンが寄りかかる柱を
右手のギルガメッ手で壊して見せた。
この柱はショクパンヨリフランスパン
と言う物質で出来ている為
そんな柱を壊すとは、と天才マンは
固唾を飲んだ
「し‥信じられんあのショクパンヨリフランスパン出できた物質を!!」
「いいか、勝利マン。このギルガメッ手は別名エネルギッ手。だからエネルギー調節が出来るのだ。お前らを殺すにはその柱を壊す100万分の1のエネルギーで十分!
エネルギーは節約しないともったいないだろ?」
笑みを消して、さっちゃんは怒鳴る
「さーっ!!次のゲームからは確実に命を貰う!!かかってくる勇気のあるやつはかかってこい!!」
かかってこいと言われても…
先程の圧倒的パワーを見せられては
そんな勇気も出なくて…ヒーロー達が
恐れる中、努力マンが動いた
「くっそーーーーーっ!!!」
飛び出そうとしたが、勝利マンが止めた
「動くな努力殺される!!」
「!?兄さん‥!」
「さぁどうした!かかってくる
奴はいないのか!!」
何人もが足をすくませて一歩も見動くできない中で…
震えながら、口を動かしたのは会長であった
「なぜだ…なぜ、裏宇宙だけでなく我々の宇宙までも…!」
そんな事もわからんのかとさっちゃんが
笑いながら答えた
「そんなの簡単だ、欲しいからだ」
この両手のおかげで欲しいものは
なんでも手に入った…
そして次の欲しいもの、それは
表の宇宙だった
「2つの宇宙を手に入れれば
この世の全てのものが私の物になるからな」
「人の物でもか」
「そうだ、この世の物は私の物だ
そんな台詞は私にかかって来てから言え」
ぐ…と拳を握るが足が動かなくて…
さっちゃんはそんなヒーロー達を
鼻で笑って目でヒーロー達を見やる
「ならば私から行くぞ」
ニヤリ、と笑うとさっちゃんは…
手前の方に構えている大ガマに
目線をやった!!
「!!」
「お前が一番目障りだ!!!
死ねラッキーマン!!」
さっちゃんが目をつけたのは…大ガマだ!!
努力マン、天才マンが大ガマの危機に
彼の元へ駆け寄る!!
「ラッキーマン!!」
「師匠ぉぉぉ!!!」
「く……!!これだ!!」
自分の身の危機に大ガマは
青くなって後ろに後ずさった
その時、足に何かが当たった
当たったのは…先程さっちゃんが
壊した柱の欠片!!
ドッカァァァァン!!!!
「ぐわぁぁぁっ!!!」
「危ねー危ねー…へへ、ラッキー」
大ガマは特に大きい柱の欠片を
盾にし、そのすぐ後にさっちゃんが
ギルガメッ手を発射した…するとどうだ、
ギルガメッ手が反射してさっちゃんに
命中したでは無いか!!
さっちゃんは煙を上げながら大ガマを睨む
「き…貴様…!!」
「ざまぁねぇな」
「やるな、ラッキーマン…」
さっちゃんとの戦いは続く…!
さっちゃんのその真の姿は…
表宇宙にいたら確実にモテるであろう
長髪の美男子であった
しかしその目は冷酷そのもので…
思わず大ガマの背に冷たい物が這った。
「っ…」
「(……命をなんとも思ってねぇんだろうな、こいつ)」
「いいか、あいつを倒すには
ナイナイ16しかないんだ!
正義の心だぞ分かったな!」
味方に告げた天才マンの台詞を
さっちゃんはくすくすと笑い
指さした。
「ふふナイナイ16だと?確かヒーロー16人の心をひとつにするものだっただろう?よく人数を数えてみろ」
「なにっ!?」
そう言われて改めて人数を数えるが
確かに15人しかいない!!
だが
「誰がいねぇんだ?」
「全員おるであろう」
誰が居ないのか分からなかった
一方扉の前では…
「くっそー!!!中に入れろ!!
俺もヒーローとして戦うぞ!!」
トップマンが必死になって
中に入ろうと、ドアを叩いていた
さっちゃんはため息混じりに答えた
「トップマンだよトップマン‥」
「あっ!そっか!!」
「あいつ地味だかんな~」
「ふっ、この天才としたことが‥」
「フフ…この部屋にお前らが入って来る時、最後に入って来た奴の前にブラックホールを作り…一時的に彼には異次元に行ってもらったのだ!そしてドアを閉めた後、また元に戻してやった」
そんなさっちゃんに、ヒーロー達は
ブラックホールをここまで自由に
操れるのかとさっちゃんに恐れを覚えた。
そして勝利マンは天才マンに答えた
「天才マン相手をよく見ろ、俺にはどっちみちナイナイ16なんかじゃ勝てる相手には見えねぇ!それによ…」
勝利マンはさっちゃんを鋭く睨みつけて
彼に告げた。
「親父の仇を目の前にして正義感だけで俺達三兄弟が戦えると思うかよ」
「ふっ、そういきり立つなよ!遊んでやるぜ」
さっちゃんは冷酷な笑みを浮かべて
右手を掲げると…ギルガメッ手を
発射した!!
そしてギルガメッ手はピンボールの如く
柱に当たり…スペードマンに当たった。
「けっ!!なにがギルガメッ手だ!こんな柱に弾き飛ばされて当たったスペードマンも死んじゃいねぇ!大した事ねぇじゃねえか」
「くくッ‥!」
そう煽られたさっちゃんは
勝利マンが寄りかかる柱を
右手のギルガメッ手で壊して見せた。
この柱はショクパンヨリフランスパン
と言う物質で出来ている為
そんな柱を壊すとは、と天才マンは
固唾を飲んだ
「し‥信じられんあのショクパンヨリフランスパン出できた物質を!!」
「いいか、勝利マン。このギルガメッ手は別名エネルギッ手。だからエネルギー調節が出来るのだ。お前らを殺すにはその柱を壊す100万分の1のエネルギーで十分!
エネルギーは節約しないともったいないだろ?」
笑みを消して、さっちゃんは怒鳴る
「さーっ!!次のゲームからは確実に命を貰う!!かかってくる勇気のあるやつはかかってこい!!」
かかってこいと言われても…
先程の圧倒的パワーを見せられては
そんな勇気も出なくて…ヒーロー達が
恐れる中、努力マンが動いた
「くっそーーーーーっ!!!」
飛び出そうとしたが、勝利マンが止めた
「動くな努力殺される!!」
「!?兄さん‥!」
「さぁどうした!かかってくる
奴はいないのか!!」
何人もが足をすくませて一歩も見動くできない中で…
震えながら、口を動かしたのは会長であった
「なぜだ…なぜ、裏宇宙だけでなく我々の宇宙までも…!」
そんな事もわからんのかとさっちゃんが
笑いながら答えた
「そんなの簡単だ、欲しいからだ」
この両手のおかげで欲しいものは
なんでも手に入った…
そして次の欲しいもの、それは
表の宇宙だった
「2つの宇宙を手に入れれば
この世の全てのものが私の物になるからな」
「人の物でもか」
「そうだ、この世の物は私の物だ
そんな台詞は私にかかって来てから言え」
ぐ…と拳を握るが足が動かなくて…
さっちゃんはそんなヒーロー達を
鼻で笑って目でヒーロー達を見やる
「ならば私から行くぞ」
ニヤリ、と笑うとさっちゃんは…
手前の方に構えている大ガマに
目線をやった!!
「!!」
「お前が一番目障りだ!!!
死ねラッキーマン!!」
さっちゃんが目をつけたのは…大ガマだ!!
努力マン、天才マンが大ガマの危機に
彼の元へ駆け寄る!!
「ラッキーマン!!」
「師匠ぉぉぉ!!!」
「く……!!これだ!!」
自分の身の危機に大ガマは
青くなって後ろに後ずさった
その時、足に何かが当たった
当たったのは…先程さっちゃんが
壊した柱の欠片!!
ドッカァァァァン!!!!
「ぐわぁぁぁっ!!!」
「危ねー危ねー…へへ、ラッキー」
大ガマは特に大きい柱の欠片を
盾にし、そのすぐ後にさっちゃんが
ギルガメッ手を発射した…するとどうだ、
ギルガメッ手が反射してさっちゃんに
命中したでは無いか!!
さっちゃんは煙を上げながら大ガマを睨む
「き…貴様…!!」
「ざまぁねぇな」
「やるな、ラッキーマン…」
さっちゃんとの戦いは続く…!