サミット16世の巻

「け…決闘の間…!!」



決闘の間へ案内しろと命令された
彼、黄桜はソワソワしながらも
怯えながらヒーローたちが来るのを待っていた。




「な‥なんか一人になったら急に心細く‥と、とにかく私がやられないように‥」
「スーパースターマンおでまし!!」



ドスン!!!



「ぐえっ!!」




黄桜がウロウロしていると
上から通路でやってきた
スーパースターマンが落ちてきて
黄桜は下敷きにされた。



「ぐえ!!」
「よ!!久しぶり大丈夫?」
「だ、大丈夫‥そんなことより私は戦うんじゃなくて‥」



ドスン!!



「どひっ!!」
「チッ!なんだてめーは!!」
「ひえ!!勝利マン!!わ、私は‥」



今度は勝利マンが落ちてきて
下敷きにされて踏みつけられて
怯える黄桜、しかし今度は




ドッッスン!!!




「うぎゃーーー!!!!!」




合わせて60tの下駄を履いた
努力マンに踏みつけられてダメージをおった
それからも黄桜はどんどんヒーロー達に
踏まれていき……



ドスン!!!



「ぐぇっ…」
「ゲコ?何してんだお前は」
「なんでもありません…」




大ガマに踏まれて




ドスン!!




「む!?黄桜お主我輩の足の下で
何をしておるか」
「……なんでもない………」




土蜘蛛にも踏まれてさめざめと
涙を流した…そしてボロボロになりながら
も立ち上がって何とか攻撃されない
様に話そうとすると




「あ‥あのこれは自分で書いた水玉模様で‥白いペンキで‥あのつまり私はさっちゃんでは‥」
「何ビビってんだテメー!!ざこに用はねぇ!!さっちゃんはどこだ!!」
「は!!はい、貴方方をさっちゃん様の所へご招待しろと言われていますので、はい!!」



黄桜はほっ、としながらも
決闘の間へ連れていくとドアを開けて
中を見て驚いた。
案内された部屋の中は…一面
キラキラと輝く宝石で出来た部屋だった
そしてその奥には天蓋付きのベットがあり、誰かがベットに寝そべっていた。



「!!あそこに寝てるのが…そうなのか?土蜘蛛」
「……我輩は黒装束の中身は見た事ない…」




そう土蜘蛛と話していると
黄桜が頭を下げて
みっちゃんとです代を
連れて扉が閉まって…
天蓋ベッドのカーテンが開いて
中にいるさっちゃんが現れた!






「私がバックコスモス・サミット16世だ」
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