正義のパワーの巻

「何をするんだ!!いちおう、そう一応!!あいつも正式な16人の1人なのに!!」


そう怒鳴った友情マンに
土蜘蛛はクスクスと笑った。



「クックック…冗談だ冗談、
我輩の悪役演技は見事であろう?」
「えっ?」



そう土蜘蛛は笑うと救世手から
スーパースターマンを出した…
しかも、スーパースターマンは
元に戻って、鉄兜が取れた状態で!!




「おおっ、体が元に!あっ!!ヘルメットもない!!きゅーちゃーん!!キミがしてくれたのね!!なんで良い奴なんだ!!よーし私の子分にしてやってもいいぞ!!」
「ならぬわ」
「ふ、ふふっ…あはは!!」




スーパースターマンにそう言われて
頭を振る土蜘蛛に、大ガマは
思わず笑いが浮かんだ



ああ、やっぱり土蜘蛛は土蜘蛛だ
全く変わらない…!




「(記憶がなくても、あんたは
あんたなんだよな)」




記憶がなくても…土蜘蛛のままだと
大ガマは嬉しく思った
そんな大ガマに土蜘蛛は近寄る




「…お主との決着もいずれつける、
まずはその前にさっちゃんを
倒さねばな…ラッキーマンよ」
「おう!!」



土蜘蛛にそう頷いて…
ヒーロー達は扉を通り
さっちゃんの元へ向かう
そんなヒーロー達を見て…
さっちゃんは黄桜に命じた






「あの三本柱マンを殺して以来私は戦う事を忘れていたが…どうやら奴らは私の闘争本能に久々に火をつけてしまったようだ


いいか、奴らが来たら『決闘の間』に招待しろ‥いいか、丁重にお連れするんだぞ」
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