正義のパワーの巻

みっちゃんとです代に空気マスクを与えて‥
今度スーパースターマンのゼンマイを巻くと
天才マンはスーパースターマンに叫ぶ





「いいかスーパースターマン!!16人全員で力を合わせて正義のために戦うぞ!!正義の為だけを考えて戦うと勝てて、後ですっごく目立つぞ!!」
「よっしゃーっ!!まかせとけー!!」


天才マンにとってスーパースターマンに
正義の心を与えることは容易いことだった
そして16人が揃い‥大きく光り輝く!!



「16人の心がひとつになった時生まれるもの、それは‥!!」



ヒーローたちはそれぞれの必殺技を打つ!
その必殺技はひとつになり太郎を襲った




「「ナイナイ16!!!」」


「ぐっ‥がぁぁぁぁ!!!」



太郎はナイナイ16に押されて…



「や‥ら、れた〜‥!!!」




骨も残らず消え去った
そしてヒーロー達は自分たちにこんな
力があるとは、と驚いた
越谷太郎は消え去り脅威は去った…
そして、越谷太郎が消え去ると
土蜘蛛がヒーロー達に向く




「皆の者、今まで敵のふりをし騙した
事を深く謝罪をさせてくれ
しかし、我輩一人では到底さっちゃんには
敵わる…だから私は我輩は皆を、この期を待っていたのだ」



土蜘蛛は大ガマと努力マンに向き
頭を下げた




「特にラッキーマン、努力マン
お主らにした無礼を許してくれ」
「土蜘蛛…」
「……」
「!努力、」




努力マンは何も言わずにつかつかと
近寄るとすっ、と手を差し出した



「ヒーロー協会のヒーローとしてお互い力を合わせていこう」
「!‥うむ」



努力マンと土蜘蛛が手を取り
握手するのを見て、大ガマは
微笑んだ…そして自分も口を開く




「……そうだったのか、あんたが
悪行を働くはずねぇと思ってたんだ
騙されたぜ…土蜘蛛」
「……うむ……」
「…なぁ、お前は…」




俺の事覚えてるか?

そう言おうとしたその時雰囲気を
壊した者がいた




「気にいらねーっ!!なんでそいつばっかり目立ってんだよ!!!私が16人目だったんじゃねーのかー!?」
「……」



スーパースターマンである
土蜘蛛はくるりと振り返ると‥
さっ、と手をさし伸ばした。



「な、なんだよ‥そう下手に握手なんか求めてきたら何も言えないけど‥」



スーパースターマンが手を伸ばした
その時、土蜘蛛はニヤリと笑った!!




「スーパースターマン!!貴様にヒーローになる資格はない!!」
「わーーー!!!」

「「!?」」



突然救世手でスーパースターマンを
消した土蜘蛛にヒーロー達は
戸惑い、土蜘蛛を睨む
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