芸術星人の巻

芸術星人のボスは手だけと聞き
巨大な奴と戦う覚悟をしていたのだが
大ガマは拍子抜けした


「何しろ俺のこの筆は空中に書いたものがなんでも本物になるのだ、軍隊が来た時も爆弾を描いて落としてやったのだ、この筆で地球を征服してやる!!」
「はっ、やれるもんならやってみな!!
その前に俺の攻撃に耐えられるかな?」



にっ、と笑うと大ガマは中指と人差し指を
たててその指をボスに向けると…



「ラッキービーーームッ!!!」
「ギャァァァア!!!」



ラッキービームを放ち、ラッキービームが
当たったボスはビリビリと痺れた後に
爆散して消え去った



「どういう仕組みだ?…爆発すんの」
「師匠ー!!倒した芸術星人が30万人超えた途中で芸術星人が消えたのですがもしかしてもうボスを!?」
「おう、倒したぜ」
「さすがは師匠!!師匠に任せてよかったー!!」
「なにーっ!?ボス!?私が倒す!」
「いいよいいよ、もう君の出番ないよ師匠が倒したから」



こうしてみっちゃんとです代は無事助けられたのである



「みっちゃん、馬に乗せてあげるよ!」
「私ラッキー様と乗るーっ!」
「だぁーっ!?」
「え、俺?」


いきなり指名された大ガマは目をぱちくり
とさせるが…指名されたのなら、と
ふっと笑いペガサスに乗り、みっちゃんに
手をさし伸ばす


「しゃあねぇな…みっちゃん、手を」
「はい…!」


大ガマの手を取り、みっちゃんは
うっとりと夢見心地気分で大ガマと
共にペガサスに乗り…です代は


「ねーなんでみっちゃんは馬であたしはおんぶな訳」
「馬が重いからヤダってよ!!!」


努力マンのおんぶで帰ってきた…
そして娘が帰ってきた両親は
ヒーロー達に礼をした


「良くぞ娘を助けてくれました!!」
「ありがとうございます!!」
「全て私の活躍です!!」
「ボスを倒したのは師匠だろうがー!!」
「そうだなにかお礼をしなくてはな…そうだ、この中の一人を娘の婿に!!」

「「礼など要りませーん!!!!」」



3人はきくやいなや逃げていった
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