世界を超えた我らの絆の巻

妖怪ウォッチブラスターを
大事に拾い上げると、大ガマは
空とブラスターとを何度も見やる、



「な、なんでブラスターが‥!!
コアもハマってる‥何時でも打てる!

‥あ‥でも‥」




このブラスターを使えば!と一瞬
希望を持ったが、大ガマは最大の
難点に気がついて俯いた





「‥メダルがなきゃ意味がねぇじゃねぇか‥!!」




そう、メダルが無ければブラスターを
打つことが出来ないのだ
メダルが無ければ意味が無い
‥希望はない、そう思ったその時




「安心しなよ、大ガマ」




「メダルならあるからさ」






そう2人の声が響いたその時‥!!




「っ!!な、なんだ?」




大ガマを囲うようにして眩い光が
輝き初め、大ガマが戸惑う‥
そしてその光の中から
多くの小さな”それ”が現れる。



「!!!」




それは100枚以上を超える
妖怪メダルであった
メダルは大ガマを囲むようにして
宙に浮かんでいた‥
そして大ガマはそのメダルに
書かれている妖怪に気がついた




「こ、これ‥!!キュウビと大やもりの
メダルじゃねぇか!!」




その場にあったのはキュウビと大やもり
の物だけでは無かった
大ガマは目の前のメダルを1枚1枚
手に取った。




「こっちはヒライ神‥!だるまっちょに、
から傘魔人、焼きおに斬り、武者かぶと‥!!
本家の皆の妖怪メダル‥!!
それだけ以外のメダルも‥こんなに!!」




自分の目の前にあったのは
間違いなく、本家軍の皆の妖怪メダル
それだけではなく、ケータを介して
共になった妖怪の物の妖怪メダルも
そこにはあった!!





「「大ガマ」」
「「親方様」」
「「大将!」」


「!皆‥?」




メダルが現れたその時、また声が聞こえてきた
その声はまるで優しく言い聞かせるような物だった
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