世界を超えた我らの絆の巻

次の番人にすら勝てないと計算した
天才マンとそれでも行くと言う勝利マンが
道中仲間割れをするという事態が起きたが
ヒーロー一行は次の星へ到着した
次の星は‥



「‥ドアが一つだけ?」



ゴツゴツとした星にドアが一つだけ
というなんとも殺風景な星だった
そしてそのドアの後ろに延々と
通路が続いていた。



「全ての謎はあのドアの中とみた!!」



パシリがドアに向かって駆け出した
パシリがドアに手をかけようとした
その時、ドアが勢いよく開いて
パシリは倒れて‥




「‥‥」



一人の男がドアから現れて
パシリの顔を踏みつけて仁王立ちする‥!



「ぱ、パシリ‥!」
「お前は一体!」
「俺の名は‥越谷太郎!」



現れたのは長髪に仮面姿の
男であった
その越谷太郎のただならぬオーラに
ぞく、と勝利マンや大ガマは身震いした



「天才マン…お前の言った通り、こいつは今までのとはわけが違う」
「ああ、今までの番人が
弱く思えらァ」
「しかし…俺は勝つ!!」



勝利マンは地面を強く蹴って飛び掛る



「じゃあお手並み拝見と行くかっ越谷太郎さんよ!!!」
「「勝利マン!!」」



大ガマと天才マンが止めるその前に
勝利マンは、越谷太郎の膝蹴りを
腹に食らい横っ面を殴られて
地面にめり込んだ‥
あの勝利マンがあっという間に、と
唖然とする中越谷太郎は
高く飛び上がり勝利マンに
トドメを刺さんと襲いかかる!!




「ま‥ま、けてたま‥る、か、」
「やめろーーーーーーっ!!!!」
「くっそーーーーーー!!!!」



飛び上がりトドメをさそうとした越谷太郎
に、友情マンと努力マンが飛び出す!!
だが‥



バキィ!!!



「ぐぁっ!!」
「がっ、!!」



友情マンと努力マンは蹴り倒され、
背中を踏みつけられて気絶した
あっという間にあの三兄弟が、と
ヒーロー達は絶望する‥




「う‥そだろ、あの三兄弟が」



大ガマもたじろいで、越谷太郎の
その圧倒的強さに固唾を飲んだ。
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