デコレーション•ハリー!の巻

一方ヒーロー達は…キミスタの
案内の元、ハリーの星へと
到着していた…
まぁなんともド派手なハリーの星
のスタジアムに入ると…そこには
観客席を埋め尽くす女の子達が
ペンライトを降っていた。




『さぁ!!お待ちかねのハリーの登場だ!!』
「「キャー!ハリー!!」」



目立とうとしたスーパースターマンを
引っ込めると
パッ!と暗くなり中心にライトが
当てられるとそこから1人の人物
がせり上ってきて、客席の女の子達が
ハリーの字を作り‥ドライアイスとともに
現れたのは…



「今夜もワタクシの香りで乙女のつぼみを花開かせよう‥」
「だぁぁ〜‥なんかキザなやつが
現れたな、背中寒っ」



キザはキザだがキュウビとは
全然違うタイプでなんか背中が
寒くなった大ガマだった




「あくまでもゴージャスに煌びやかに!それがワタクシ裏宇宙一のスター!!デコレーション・ハリー!!」
「「ハリー!痺れるー!!」」
「さて今宵ワタクシのダンスのパートナーは‥」


ピッ、とヒーロー席に向かいバラを飛ばす。
そしてそのバラを華麗にキャッチしたのは‥


「ふっ‥」


部類がよく似た男
同じくキザなナルシスト美形男
天才マンであった



「君だが、私の洗礼を受ける勇気があるならここへ上がってきたまえ」
「おい天才マン、相手から指名
してくるなんざきっと罠だ
怪しすぎる、俺が行こうか?」



天才マンの肩を掴んで自分が
行こうかと尋ねるが天才マンは
黙って首を振る。



「いいえ‥ああいうキザなやつは嫌い
なんですよラッキーマン!
この手で葬らない訳には行かないんです!
何故って?この世で1番キザで美しく華麗なのはこの天才マンなのですからー!!!」
「自分で言いやがったー!?」



こいつの性格ようわからん!!!と
大ガマは内心そう思った。
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