突入、裏宇宙の巻

ブラックホールに突入した一行
ブラックホールの向こうの世界は
なんにもない空間であった

そこでなんと、元悪党のヒーロー3人に
ぶっ飛ばされたスーパースターマンと
合流して、会長にヒーローにしろと
駄々を捏ねたスーパースターマンが
やや無理やり気味にヒーローとなった所で
大ガマの「こっち矢」を使い
先に進む事となった…




「こ、こいつは…!壁!?」



しばらく進むと、前を塞ぐ
巨大な黄金の壁にぶつかった。
上も下も壁が広がっており…
前に進めない、壊そうとしても
ビクともしない…



「無理だ、これは私のカッ!でも壊れんこれは”ジャンプノヘンシュウトビラ”でできている‥受付を通してカードキーがなければあかない」
「何言ってオメー」
「分からなくてもいい今のは天才的なギャグだ、しかし冗談抜きでこの壁は壊せん」



大ガマはガックリと肩を落として
壁に手を置いて体重をかける、と




「なんだよ、じゃあ突破できねえって…
だぁーっ!?」



ぐるん!!!



「「!」」



大ガマが体重をかけた箇所の壁が
ぐるりと回転して大ガマは
中へと侵入できた。
ひとつ隠し扉があったらしい




「なんだ壊せねぇけど入れるのか…ん!?」



大ガマが中に入ると、そこには…
100人以上を超える兵士が待ち構えていた




「よくこの壁のひとつしかない扉を見抜いたな」
「ラッキーが俺の武器なんでね、それよか
オメーら邪魔だからどいてくれよ」
「どけと言われてどくアホがいるか!!」
「あっそ」




その答えを聞いた大ガマはすっ…と
目を座らせると兵士たちを睨みつけて
ハチマキを槍に変えた




「そんじゃあ悪ぃけどアンタら全員
蹴散らすとするかよ…

俺は早く土蜘蛛に会わなきゃ行けねぇんだよ!!!」




ギラりと光る槍に大滝の術を
宿らせると大ガマはその数百人もの
兵士たちの中に飛び込んでいった…
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