復活の世直しマンの巻

「あれ、?マンのところが?マンに変わってる‥」
「し‥しかしここに世直しマンの名前が入ったということは!!」



「そうだ!!私もトーナメントに参加しに来た!!」




世直しマンの目的とは…
なんと、トーナメントの参戦であった
天才マンが静かに口を開く




「私の選んだ16人目のヒーロー
それは世直しマン」
「………まずは生きていてよかったと
言わせてくれよ、んで俺から質問させてくれ」




大ガマはヒーロー席から立ち上がり
世直しマンに向けて質問をする
世直しマンは静かに大ガマの方をむく。




「お前は俺を助けた後太陽に突っ込んだ
筈だろう?あの状態でなぜ生きていた
お前が太陽に突っ込んで燃える所を
俺は確かに見ていたぞ」



大ガマの言葉に小さく頷く



「確かに太陽に突っ込み燃えた
この鎧はその火傷を隠すもの
私もあのまま死ぬかと思った
しかし…



ヒーロー神様だ、ヒーロー神様が
私の命を救ってくれた」




世直しマンはヒーロー神に助けられた
時の事を思い出し語る…
死ぬかと覚悟し、炎の熱に
身を委ねたその時…熱が消え
ゆっくりと目を開けた世直しマンは
驚愕した…そこにはヒーロー神が
立っていたからだ…
なぜ生きているのか、と聞けば
ヒーロー神は答えた




」なぜワシがお前を出したと思う?お前が牢に入っている間に!!ラッキーマンというヒーローが誕生しておったのだ、ラッキーマンとお前を戦わせたかった‥お前を改心させるために!!」
「!?」



ヒーロー神のその言葉に世直しマンは
強く衝撃を受けた。
自分は‥今までこのヒーロー神の
手の上にいたのだ‥と




「どうじゃ力では叶わない相手が
いることが分かっただろう…そして
分かったはずだ、ラッキーマンが
お前を思い最期まで共にいようとした
覚悟とその正義…そして彼の前世での
行いと…今も仲間を思い自分の行いを
償うためにヒーローとして動く思い」




ヒーロー神は咳払いをして続ける




「最後に彼を助けたその心‥
それがお前が改心したなによりの心!どうじゃ‥?

またヒーロー協会の一員としてお前の力を貸してくれぬか?」



その言葉に‥世直しマンはこれ程までになく
嬉しく思った‥だが、
それ以上に湧いたのは罪への意識‥




「お前の心は読めておる、何も自分を恥じることは無い!!間違いに気づけばそれで良い‥」
「し‥しかし今更‥」
「どうしても宇宙を救うためにお前の力が必要なのじゃ‥力を貸してくれるな?世直しマン‥」



震える手で、体でヒーロー神に
跪いて忠誠を誓った



「ヒーロー神様‥」
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