スーパースターマン誕生の巻

「いってきまー……なんだこれ汚ねぇの」


大ガマが外に出ると、何故か道路に
転々と馬ふんが続いており大ガマは
顔を顰めながらもその馬ふんを避けて
前を見ると、前には白馬のペガサス
に乗った目立の姿があった


「なんだよありゃあみっともねぇな、
自分の馬の始末くらいしてけってーの」


顔を顰めながらも登校して行った
大ガマだったが…教室の前に
つきドアを開けようとしたその時、


「くっそ〜!!!ちくしょう!!ラッキーマンめ!!」
「ゲコッ!?あ?ラッキーマンがなんだよ…?変なの」
「あ、師匠!!おはようございます!」
「おはよーさん、んで目立どしたんだ?」
「なんかみっちゃんに振られたみたいですよ、大体努力もしないで交際しようってのが間違いなんですよ!!」
「まぁなぁ………」



なにやら走って言ってしまう目立に
大ガマは首を傾げながらも教室に入り
努力に聞くと、どうやら目立は
みっちゃんに告白して振られたらしい…
まぁそれ以上気にはかけずに授業を受けて
いたのだが…



「ハーイ!」
「何だやけに明るいぞ?」
「あ?もどってきた」



さっきの暗さはどこへやら
にこやかな笑顔で戻ってきた目立
前に立つと……



「目立ちーーーー!!!!」
「うわぁ目が立った!?」
「ゲコォ!?なんじゃありゃ!!」


大ガマは彼に変なものを見る目を付ける
そして次に目立は蝶ネクタイを取りだし


「タイ!!」


蝶ネクタイを付けると彼の体は光に包まれ
光が晴れたその先には…変身した
目立の姿があった



「ラッキーマンよりかっこいいニューヒーロー!スーパースターマンただいま参上ーーーー!!!!」



変身した目立、基スーパースターマンに
クラスメイトは歓声を(中にはそうでも
無いのもあったが)あげる
その声の中にあったが…


「親から貰った体なんだと思ってんだあいつ」


と、大ガマはその声に賛同した



「し、師匠!!いいんですかあれどう見てもヒーロー協会が認めてないいかがわしいヒーローですよ!!」
「あー?悪いことしてねぇんだし好きにやらせろよ…めんどくせー」
「でもやたらラッキーマンよりカッコイイを強調してますよ…?」
「んじゃ聞くけどあいつと俺どっちがイケメン?」
「そりゃあ師匠ですとも!!!」
「だろ?なら気にすんなって」



ふぁぁ…とでかい欠伸をかます大ガマ
もう完全に大ガマはスーパースターマンに
興味はなかった…のだが
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