パーティー荒らしマンの巻

「し、師匠…私のはどうなんでしょう」
「開けねぇほうがいいと思うけどな…」


努力マンはプレゼントの前で悩んでいた
が、開けることはしなかった
努力マンは努力ど根性の人、忍耐強かった



「さぁ今度はこっちから行くぜ!!」
「かかってきなさい!!」
「そんじゃあ遠慮なく!!」



大ガマは体を大きく揺らし動かして
髪舌を振り回すドクロ割りを
パーティー荒らしマンに食らわせると
パーティー荒らしマンは爆散して
バラバラになると爆発して消え去った


「きゃー!さすがラッキー様お強い!!」
「また手応えのねぇ…おい努力マン、終わったぞ」
「え!?も、もう!?さすが師匠あっという間に終わらせるとは!!」
「おうじゃあ…あ、でもこのダイヤどうすっかな……ゲコ、そうだ」


終わったのはいいが…このダイヤは
どうするか、と取り出して見ていたのだが
一つ思いつき、みっちゃんの元へと
歩き出すとダイヤの入った箱を差し出した



「えっ!?」
「…誕生日おめでとう、俺からのプレゼントだ」
「ほ、本当に…!?ラッキーマン様からのプレゼント…!!嬉しい、ラッキー様!!」
「いいんだよ、パーティーがめちゃくちゃになるとこだったからな…ほんじゃ、サラバだ!!」
「らんだば!」



努力マンと大ガマが飛び去り…
みっちゃんは大ガマから受け取った
ダイヤを見つめるとぎゅ、とその箱を抱きしめた
好きな相手から受けとった初めてのプレゼント…



「このダイヤモンド、一生大事にしますわラッキーマン様」
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