慕う者同士!努力vs天才の巻

トーナメントはどんどん進んでいき‥
ついに大目玉である天才マンvs努力マン
の試合が始まる事となった



「‥さてどうなるかな」



大ガマは頬杖を着いて2人の
バトルを見守る事にした‥
そして天才マンと努力マンが
試合場へ出る




「いきますよ!!天才マン!!」
「ああ、来い!!」
「ファイトーーっ!!」

『さーっ!!いよいよ
天才マンvs努力マンの対決が
始まった!!』




ファイトの声がかかると
努力マンは拳を握り、突進していく!




「努力パーーーーンチ!!!」
「‥ふっ、」



天才マンは努力マンの力強い
パンチを容易く受け止めた。
パンチを受け止めると‥




バキッ!!



「ぐっ!!‥くそーっ!!」



パンチを受け止められて更に
パンチを食らった努力マンは
次にキックを繰り出そうと
足を振り上げる!



「‥」
「!!」



天才マンは目を細めると
試合台の下へ滑り込んで
軸足を掴んで努力マンを倒す



『おーっと天才マン!!
パンチを交わした次は
軸足をとって努力マンを
倒した!!』



本気で行ってもなお、涼しい顔をして
前髪を指でといている天才マンに
努力マンは天才マンを睨む。




「‥やはり天才マン、あなたは強い
だからこそ‥本気で行かせてもらいます!



私の新必殺技で!!」
「「新必殺技!?」」




努力マンの新必殺技、と聞いて
ヒーローたちも観客も湧いた。
天才マンは涼しい顔をしたまま口を開く




「‥この2週間で身につけたものだろう?
この天才にはどんな必殺技かくらい
分かってる‥説明はレポーターマンが
するだろう、な?レポーターマン」
「はいその通りーっ!」
「あ、なんか懐かしいのがでてきた!」



天才マンの言葉に続くようにして
レポーターマンが現れると
レポーターマンは3つのヒントを上げた

第1ヒントは努力マンの部屋に
空いていた大きな穴‥
第2ヒントは努力マンがロボットを
作っている様子と‥バレエを
踊っている様子
第3ヒントは作ったロボットが
中心だけ抉られていた様子‥




「‥と、努力マンの新必殺技の
ヒントはこうなっております!」
「‥なんでバレエの時、女の衣装
着て踊ってんだ‥」



まさかそんなに趣味あんのか、と
大ガマは小さく呟いた。




「では天才マン!!私の
新必殺技を受けてもらいますよ!!」
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