パーティー荒らしマンの巻

「さーッ行こーかー!!!」


さっ、とマイクを取り出すと
パーティー荒らしマンはバースデーソングを
歌い出したがこれまたうるさい上にド下手
と来た、みんな耳を抑えて蹲る


「グゲーっ!!すげーヘタクソ!!」
「頭が割れるー!!」
「誰か私の誕生会を助けてー!!」
「ぐぅぅぅぅっ…!!!ど、努力!!変身してあの騒音ケーキ止めんぞ!!」
「わ、わかりましたーっ!!!」



耳を抑えつつも廊下へ出ると
それぞれ変身して戻って来た。


「ラッキーマン参上!!っつってもうるせーな!!ったくよ!!努力マン、ちょっとあの騒音やろう止めてこい!!」
「分かりました!!おんどりゃーっ!!」
「ぐえっ!?」


大ガマが努力マンに指示をすると
努力マンはパーティー荒らしマンの頬を
蹴り飛ばしてバースデーソングをとめた。



「誰だーっ!!俺のパーティーを邪魔するやつは!!」
「誰がお前のパーティーだボケ!みっちゃんの誕生日パーティーだろうが!!」
「そうよそうよ!」
「やっと普通に喋れる」
「だってパーティーを荒らすのが俺の仕事だもん!!」
「そんな迷惑な商売止めさせてやるぜ、表に出やがれ!!」


大ガマや努力マンと言ったメンバーは
皆外に出るとパーティー荒らしマンは
ニヤリ、と笑う。


「ではこの攻撃を受けてもらおう!」
「気をつけろよ努力マン…!!」
「君たちにこのプレゼントをあげよう」
「はぁ?なんで」
「わーっありがとう!!」
「あっおい努力!」
「君にもはい!!」
「おいこら、いらねーぞ!!」


努力マンを止めるが努力マンは
プレゼントを受け取ってしまう
大ガマもプレゼントを押し付けられてしまい…


「ここで開けてもいいよー」
「し、師匠これ多分罠ですよ…!!攻撃なんだから」
「だろうよ」


しかしこれはどうすれば、と
降ってみたりあちこちから眺めたりと
していると大ガマの持っていたプレゼントが
手から滑り落ちてしまい落ちた衝撃で
蓋が空いてしまい…だが何も起こらず



「……なんだ?………………だ、ダイヤじゃねぇか!?」
「え!?あー!!!それは婚約者に送るためのものだ!!お前用のはこっちだ取っ替えてー!!」
「何言ってんだー!!自分から渡したくせにー!!師匠返さなくてもいいですよ!!」
「そうよラッキー様!!」
「あ?え、お、おうよ…」


しかしこのダイヤはどうすれば良いのだ、
と大ガマはダイヤを見つめた後にポケットに直した
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