H-1グランプリ開催の巻

「よーし!!!たった今からヒーロートーナメントH-1グランプリを開催する!!ヒーロー達よ!部屋のドアロックを解除する!今すぐこの試合場に集まれーーっ!!」



会長のその宣言にヒーロー候補生達や
ヒーロー達はドアに向かい走り
ドアを開ける… だがドアには
細工がしてあり、ドアを開けると
パンチマシンが襲いかかり、
パンチを受けると直ぐに床が開き
落ちてしまうという仕掛けの罠が
貼ってあった…
突然それを世直しマンと戦った
三兄弟と天才マンはかわした
(スーパースターマンは落ちた)




「おーーーし!!行くぜ!!」




そして大ガマもドアを開き
会場へ向かおうとするが
パンチマシンが大ガマに向かい
襲いかかる!!もう少しで
当たるその時…




「あ、ハチマキ忘れた」




うっかりハチマキを外していた事に
気がついた大ガマはハチマキを
取りに戻り、パンチマシンは
見事に空振りした
ここで彼のラッキーが出たわけだ




「なんだこりゃあ?」




ぶら下がるパンチマシンと
床に空いた穴に首をかしげながらも
穴をとびこえて大ガマは走っていく…


……………………………………………………………………………


入口から大勢のヒーロー達がわらわらと
入って来た。


「1位はもらーーーった!!」


1番に入ってきて入場してきたのは
もちろん1番にこだわる勝利マンだった
どうやら入場も1番でなければ気が済まないらしい



「す…すごい!!ヒーローの人数です!!」
「こ、こんなたくさんでトーナメントするんですかね〜!?ハイ」
「ズバリするんだズバー!!」



そして大ガマもそのあとに続いて
やって来た。



「すっげぇ数だな、まさかこんな数で
やんのか…?」
「ラッキー様ー!」
「ゲコ?おわっと!!」




まさかこの数でトーナメントをやるのかと
大ガマが辺りを見回していると
みっちゃんが大ガマの元へと
飛び込んできて、大ガマは
反射的に彼女を受け止めた



「コラコラみっちゃん!!ラッキーちゃんとお話するのはトーナメントが終わってからね!かっこいい所見れなくなるよ!」
「えっそれもそうね…ラッキー様頑張って!」
「お?おう」



会長にそう咎められた
みっちゃんは会長の側へ移動した。



「さーっ!!会長さんよ早くおっぱじめようぜ!!」
「まぁまてトーナメント開幕くらい華々しくやろうじゃないか!それなりのショーくらい用意しているんだから…」

「それでは地球からおよびしたダンサーの皆様どうぞ!!」


そう会長が合図すると、出てきたのは…



『ちらぁ〜し寿司なぁらこの〜!!』
「宇宙一の演歌歌手、サブローマンに来てもらいましたー!!うーんいい曲…」
「おいおい、余興なんて要らねぇぜ!!!」
「とことん金かけてんなぁ」




んな事すっから借金増えるんじゃ
ねーのと大ガマは内心呟いた。
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