H-1グランプリ開催の巻

そして迎えたヒーロートーナメント
H-1グランプリ当日…
試合場の観客は客で満席の満員御礼である



「ヒーロートーナメント…通称「H-1グランプリ」!!会場にはこの戦いを見ようと、500万人の観客で超満員であります!そして…全宇宙のお茶の間に生放送で宇宙中継されております!実況は、おなじみ!私、ウルサイマンでございます!そして解説は…」

「当然!私、シッタカマン…と。ですね…」
「ズバーリ!なんでもズバリとお答えする、拙者ズバリマンでズバー!!」



実況はウルサイマン、
そして解説はシッタカマン…と
新キャラのズバリマンである
バチバチと火花を散らしているズバリマンとシッタカマン。


「私一人で充分ですのに、なんでこんなのがいるんでしょうね、ハイ…」
「それはズバリ!あなたの知ったかぶった解説より、真相をズバリと解説する拙者のほうが、いいからでズバー!」
「何をー!ですねー、ハイ!」
「やるか、コノー!ズバー!」



そんなやり取りよりも早くヒーロー達が
見たい、と観客がつまらならさそうに
していると突然ライトが消え…
ヒーロー達が現れるのかと期待したが



「みなさ~ん!ようこそー!みなさんのおかげで、わしの借金の5分の1は返せるとおもいまーす!」


現れたのは会長であった
期待が外れた観客達は不満を前に出し
ブーイングを飛ばし物を飛ばす


「なんだハゲオヤジかよ!!」
「コラー悪徳経営者!お前を見に来たんじゃねぇぞ!!」
「そうだー!!早くヒーローを出せ!!」
「入場料高すぎるぞ金返せ!!」



だが投げられた物は
バリアで伏せがれて弾かれた



「ふふふ、物を投げても無駄だ!わしは会長だぞもしもの場合に備えてちゃんとバリアが張ってある」
「やるな会長…」
「えーとそしてエントリーしてきたヒーローの数は…50万人だね」
「ええーっ!?そんなに!?」
「しかしヒーローたちはまだホテルの中にいる…今頃はモニターでこの様子を見ているはずだ」



その会長の言葉通り…大ガマは
ほほ杖をついてノンアルコールのカクテル
を飲みながらその中継を見ていた…




「へいへい見てるぜー、この2週間
俺も防御や攻撃を強化してパワーアップ
したんでね!!うずうずして仕方ねぇぜ!」



大ガマはこの2週間…
世直しマンのよ、な、おし波で
超シールドを破られた経験から
防御をアップさせたりと…
色んなトレーニングを積み重ねてきた
あとこれうめーな、と呟きながら
ノンアルコールカクテルを飲む
大ガマの姿を会長は見ていた…
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