怒りの超激呪大ガマの巻

「負けるか!!私の力は宇宙一だ!!
そして私が宇宙を統一する!!」
「………懲りねぇやつだ」



仕方ない、と大ガマはハチマキに手を
伸ばすとハチマキを解いて伸ばして
槍に変えると槍を構えた




「……さぁてと……」



光る槍を向けられ
たじろいだが世直しマンは
ニヤリと笑う




「……これ以上、お前のラッキーに
負ける私では無い…!!どうせまた
投げるつもりだろうその槍を!!
お前には槍を投げる位しか攻撃の
仕方を知らんのだろう!?」
「…………そいつはどうかな」




世直しマンは足を大きく開き
構えると高らかに叫ぶ




「さぁこい!!お前の槍を受け止めて
お前自身に突き刺してくれる!!」
「やってみなよ」



槍を構えた大ガマにヒーロー達は
ごくり、と唾を飲み込んで
大ガマと世直しマンの戦いを見守る!




「……………ったぁぁぁーーーーっ!!!」
「!!何っ!?」




しかし槍を投げるのかと思いきや
大ガマは槍を片手に持ち替えて
猛スピードで突進してきた
予想が外れて世直しマンは体制が崩れる




「っらぁっ!!!!」




グサーーーッ!!!



大ガマは世直しマンとあっという間に
距離を詰めると槍を勢いよく振り下ろし
世直しマンの右肩を大きく切り裂いた!




「ぐぅっ…!!」
「………さて、辞世の句を読んでやるぜ」



大ガマが槍先を世直しマンの顎に当てた
今度は大きく肩を切り裂かれて
世直しマンは思い始めた




「(お…恐るべしラッキーマン…
や、やはりこいつには…勝てんのかもしれん!!)」

「や、やったやっちゃった!!」
「これが師匠の実力だーー!!!
見たか今の槍さばき!!」
「……これで決まりか……」
「次から第3部だ…」
「その前にラッキーマンと
天才マン、決着を…」




世直しマンは傷を増やされつつも
よろよろと立ち上がる




「し…しかしこれくらいで
死ぬような…私では無い…!!



私は全身が燃えて灰にでも
ならん限り死なん!!



「こっちからーーーっ!!!」



世直しマンが腕を横にしたその仕草に
天才マンが叫んだ




「!!ラッキーマン!!世直しマンは
逃げるつもりです!!逃がさないでください!!」
「!!」


「あっちーーーーーっ!!!!」



しかし天才マンの言葉は遅く
世直しマンは瞬間移動をして
その場から消えた!



「き…消えた」
「逃げられた……ん!?ら、ラッキーマンもいない!!まさか彼も瞬間移動できるの
か!?」




世直しマンと共に消えた大ガマ…
大長編世直しマン編 完結に迫る…!
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