蛍と川と恋心の巻
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「…………塊、」
「愛花」
両手を愛花の頬に添えれば
愛花は肩を小さく跳ねさせて
真っ赤になって塊の顔を見つめた
「ぁ、えと…?何…」
「……俺、その」
「…………え?」
ずい、と体を愛花の方に
寄せて距離を縮めるとお互い
正面を向いたまま座った状態で
体が密着した
愛花は体が密着した事もあり
彼に見つめられてる事もあり
とうとう耳まで赤くなった
「(…あ…)」
顔を少し近づけるとふわりと
イチゴのような甘い香りが漂う
何の匂いだろう、と嗅ぐと愛花の
唇からその香りがした
「(リップクリームかな…甘くて、いい匂い)」
リップクリームの香りに誘われるかのように
徐々に顔を近づけていき目を閉じた
「…………」
「塊……?」
少しずつ、少しづつ塊の顔が近づいて
行くのを愛花はじっと見つめて
いるしか考えつかなかった
…そして距離が10cmになった、という所で
「わ!?」
「っお?!あ、蛍か」
二人の間を何かが通り過ぎて行き
驚いてお互い離れた、がどうやら
通り過ぎていったのは蛍だったらしい
通り過ぎた蛍は愛花の周りを
くるくると飛んだかと思えば、
愛花の手に止まった
「あ、止まった…そだ!」
そこで愛花はホタルブクロの存在
を思い出して手に止まった蛍をそっと
ホタルブクロに優しく入れる…
すると蛍はホタルブクロの中で淡い
光を発して、その光の美しさに
思わず2人して見惚れた
「きれーい………」
「夏じゃないと見れないだろ、これは」
「うん!」
「……俺も」
ちょうど近くへやってきた蛍を
優しく手で誘導して、ホタルブクロの中へ
入れると塊の手元のホタルブクロも
淡い光を放ち幻想的な光景を見せた
「……ね、塊誘ってくれてありがとね」
「愛花が楽しんでくれたなら良かったよ」
微笑んだ愛花に
塊は喜んでくれた事への達成感と
幸福感が溢れた
「(…キスしようなんて俺何考えてんだ!?!?
告白すっ飛ばして何考えてんだよ!!)」
そして自分かやらかしそうになった
告白を飛び越したキス未遂に
羞恥と後悔を覚えた
「愛花」
両手を愛花の頬に添えれば
愛花は肩を小さく跳ねさせて
真っ赤になって塊の顔を見つめた
「ぁ、えと…?何…」
「……俺、その」
「…………え?」
ずい、と体を愛花の方に
寄せて距離を縮めるとお互い
正面を向いたまま座った状態で
体が密着した
愛花は体が密着した事もあり
彼に見つめられてる事もあり
とうとう耳まで赤くなった
「(…あ…)」
顔を少し近づけるとふわりと
イチゴのような甘い香りが漂う
何の匂いだろう、と嗅ぐと愛花の
唇からその香りがした
「(リップクリームかな…甘くて、いい匂い)」
リップクリームの香りに誘われるかのように
徐々に顔を近づけていき目を閉じた
「…………」
「塊……?」
少しずつ、少しづつ塊の顔が近づいて
行くのを愛花はじっと見つめて
いるしか考えつかなかった
…そして距離が10cmになった、という所で
「わ!?」
「っお?!あ、蛍か」
二人の間を何かが通り過ぎて行き
驚いてお互い離れた、がどうやら
通り過ぎていったのは蛍だったらしい
通り過ぎた蛍は愛花の周りを
くるくると飛んだかと思えば、
愛花の手に止まった
「あ、止まった…そだ!」
そこで愛花はホタルブクロの存在
を思い出して手に止まった蛍をそっと
ホタルブクロに優しく入れる…
すると蛍はホタルブクロの中で淡い
光を発して、その光の美しさに
思わず2人して見惚れた
「きれーい………」
「夏じゃないと見れないだろ、これは」
「うん!」
「……俺も」
ちょうど近くへやってきた蛍を
優しく手で誘導して、ホタルブクロの中へ
入れると塊の手元のホタルブクロも
淡い光を放ち幻想的な光景を見せた
「……ね、塊誘ってくれてありがとね」
「愛花が楽しんでくれたなら良かったよ」
微笑んだ愛花に
塊は喜んでくれた事への達成感と
幸福感が溢れた
「(…キスしようなんて俺何考えてんだ!?!?
告白すっ飛ばして何考えてんだよ!!)」
そして自分かやらかしそうになった
告白を飛び越したキス未遂に
羞恥と後悔を覚えた