お慕いしますお兄様の巻
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
天野邪子は生まれついての
天邪鬼で不器用な女
素直に好きだなんて言えることがない
…だが初めて惚れた男を射止めんと
向かうのであった
「……」
道場の前へ立つと琥珀の声が聞こえてきた
「軸がブレてる!!上半身もっと
真っ直ぐに!!そう!!」
彼の声が聞こえると頬が赤くなる…
だが見ているだけは出来ないと
邪子は扉を勢いよく開けた
「頼もーーーーう!!!」
いきなり現れた女子に空手部員は
誰だ?とザワザワ、と騒ぎ始め…
琥珀も部員に指導するのを止めて
ぽかんとして邪子を見ていた
「…何事?」
「…!お、お手合わせお願いしますっ!!!」
邪子はそんな琥珀真っ直ぐに向かう
と、拳を握り彼の顔へ向けて突き出した…!
「!!っと!!」
「でやぁっ!!」
「おっと!!」
突きを受け止められた邪子は
次に蹴りを繰り出すがその蹴りも
受け止められる
突きと蹴りを受け止めた琥珀は
手を離してやると…
「せいやァァァァッ!!!」
「!!」
邪子に向けて突きを繰り出し、
邪子は衝撃に備え目を瞑った…
が、彼の拳は寸前でピタリと止まった
「…なーんてね」
「…あ、」
「いきなりお手合わせお願いしますだなんて
びっくりしちゃったよ俺、んで君誰?」
ケラケラと笑いながらごめんね?と
返す琥珀だが邪子は頬を染めて
琥珀を見ていた…
「(やっぱりこいつで間違いなかった)」
やはりこの男に惚れて間違いなかった
やはりこいつは強い
天邪鬼で不器用な女
素直に好きだなんて言えることがない
…だが初めて惚れた男を射止めんと
向かうのであった
「……」
道場の前へ立つと琥珀の声が聞こえてきた
「軸がブレてる!!上半身もっと
真っ直ぐに!!そう!!」
彼の声が聞こえると頬が赤くなる…
だが見ているだけは出来ないと
邪子は扉を勢いよく開けた
「頼もーーーーう!!!」
いきなり現れた女子に空手部員は
誰だ?とザワザワ、と騒ぎ始め…
琥珀も部員に指導するのを止めて
ぽかんとして邪子を見ていた
「…何事?」
「…!お、お手合わせお願いしますっ!!!」
邪子はそんな琥珀真っ直ぐに向かう
と、拳を握り彼の顔へ向けて突き出した…!
「!!っと!!」
「でやぁっ!!」
「おっと!!」
突きを受け止められた邪子は
次に蹴りを繰り出すがその蹴りも
受け止められる
突きと蹴りを受け止めた琥珀は
手を離してやると…
「せいやァァァァッ!!!」
「!!」
邪子に向けて突きを繰り出し、
邪子は衝撃に備え目を瞑った…
が、彼の拳は寸前でピタリと止まった
「…なーんてね」
「…あ、」
「いきなりお手合わせお願いしますだなんて
びっくりしちゃったよ俺、んで君誰?」
ケラケラと笑いながらごめんね?と
返す琥珀だが邪子は頬を染めて
琥珀を見ていた…
「(やっぱりこいつで間違いなかった)」
やはりこの男に惚れて間違いなかった
やはりこいつは強い