お慕いしますお兄様の巻
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
力時満学園高校は空手強豪高である
空手部の部員は休みの日も部活に励み
次の選抜全国空手でも優勝をとらんと
意欲を燃やして部長の指導の元、
今日も体を鍛える…
「えー、今からいつもやってる
ステップ練習するけどももう一度
意識することは構えだな構え!
上半身はリラックスして芯を通した
指先を楽にする、そして軸にした足は…」
部員たちの前で真剣に指導して
説明してみせるのは西園寺琥珀
愛花達の3つ上の兄である
そんな彼の指導を
空手部の道場の外から…木の影に
隠れて聞く女生徒が1人
「………………」
タバコをふかすことも忘れて
琥珀の声に聞き浸る長髪の美人…
彼女の名は御女組リーダー 天野邪子
「それでは今から2人1組になって
突きの練習を行う!!2人1組になれ!」
「「押忍!!」」
「……………」
琥珀の声が聞こえる度に肩を揺らして
空手部の窓を遠くから除き、
琥珀の姿が見える度に頬を染めて
また視線を外す…
一方、そんな邪子の様子も知らない
愛花と理央奈は
兄の忘れた弁当を届けにやってきた…
のだが
「しかし偶然ねぇ〜塊、なんかごめんね
兄貴の高校着いてきてもらって」
「い、いやいや!!ほんと偶然!!
それにお前の兄貴に礼言いたかったし…」
「………まさかつけてきたんじゃ
ないんでしょうね翔さん」
「い、いやいやまさか!!」
何故か行く途中でバッタリと塊と翔に
会い彼らも同行してきたのだ
待ち伏せしてたのかと理央奈は
疑うがほんとに偶然らしい
「ここが力時満学園高校か…」
「なんか遠くからすごい声聞こえるね」
「声が聞こえる方が空手部の道場です」
「ほらあっちが空手部の……あら?」
愛花が空手部の道場を
指さした…その先に誰かがいることに
気がついた、木の影に隠れて
そこにいたのは邪子だった
愛花は首を傾げながら
彼女に話しかける
「邪子さん?」
「うぉおっ!?な、なんだお前らか…
なんでここにいんだよ」
「兄貴が弁当忘れたので届けに…
なんでいんだよはこっちのセリフですが…」
「そ、それは…」
頬を染めながらモジモジと理由を濁す
邪子に2人は首を傾げているが…
塊と翔がその理由に気がついた
「…もしかして、愛花の兄貴に
なんか用だった?」
「よ、用とかじゃねーけど…」
「そういえば天野、確か理央奈ちゃん
のお兄さんに惚れたとか何とか言って…」
「「あ!!そうじゃん!」」
理由を見透かされた邪子はぼっ!!と
赤くなり腕をパタパタと団扇のようにして
仰ぎながら答える
空手部の部員は休みの日も部活に励み
次の選抜全国空手でも優勝をとらんと
意欲を燃やして部長の指導の元、
今日も体を鍛える…
「えー、今からいつもやってる
ステップ練習するけどももう一度
意識することは構えだな構え!
上半身はリラックスして芯を通した
指先を楽にする、そして軸にした足は…」
部員たちの前で真剣に指導して
説明してみせるのは西園寺琥珀
愛花達の3つ上の兄である
そんな彼の指導を
空手部の道場の外から…木の影に
隠れて聞く女生徒が1人
「………………」
タバコをふかすことも忘れて
琥珀の声に聞き浸る長髪の美人…
彼女の名は御女組リーダー 天野邪子
「それでは今から2人1組になって
突きの練習を行う!!2人1組になれ!」
「「押忍!!」」
「……………」
琥珀の声が聞こえる度に肩を揺らして
空手部の窓を遠くから除き、
琥珀の姿が見える度に頬を染めて
また視線を外す…
一方、そんな邪子の様子も知らない
愛花と理央奈は
兄の忘れた弁当を届けにやってきた…
のだが
「しかし偶然ねぇ〜塊、なんかごめんね
兄貴の高校着いてきてもらって」
「い、いやいや!!ほんと偶然!!
それにお前の兄貴に礼言いたかったし…」
「………まさかつけてきたんじゃ
ないんでしょうね翔さん」
「い、いやいやまさか!!」
何故か行く途中でバッタリと塊と翔に
会い彼らも同行してきたのだ
待ち伏せしてたのかと理央奈は
疑うがほんとに偶然らしい
「ここが力時満学園高校か…」
「なんか遠くからすごい声聞こえるね」
「声が聞こえる方が空手部の道場です」
「ほらあっちが空手部の……あら?」
愛花が空手部の道場を
指さした…その先に誰かがいることに
気がついた、木の影に隠れて
そこにいたのは邪子だった
愛花は首を傾げながら
彼女に話しかける
「邪子さん?」
「うぉおっ!?な、なんだお前らか…
なんでここにいんだよ」
「兄貴が弁当忘れたので届けに…
なんでいんだよはこっちのセリフですが…」
「そ、それは…」
頬を染めながらモジモジと理由を濁す
邪子に2人は首を傾げているが…
塊と翔がその理由に気がついた
「…もしかして、愛花の兄貴に
なんか用だった?」
「よ、用とかじゃねーけど…」
「そういえば天野、確か理央奈ちゃん
のお兄さんに惚れたとか何とか言って…」
「「あ!!そうじゃん!」」
理由を見透かされた邪子はぼっ!!と
赤くなり腕をパタパタと団扇のようにして
仰ぎながら答える