ラブレターの行方の巻
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「先生、頼まれた資料コピーしてきました」
「西園寺ありがとうな!いやー助かった」
3年3組のクラス、朝早い時間…理央奈は色音先生に頼まれた雑用を
こなしていた
理央奈はクラス委員になってから
他の姉妹よりも早くに
登校することが多くなった
それはやはり彼女が真面目だからであろう
「…さてと、花の水やりもしたし…
時間が開きましたね」
「西園寺さんおはようー!」
「あぁ、おはようございます」
時間が空いたためどう過ごすかと
考えているとクラスメイトの女子が
登校してきた
理央奈は女子の方を向き挨拶を交わす
その女子は理央奈におずおずと
カバンを探りながら続ける
「あのね、西園寺さんに頼みたいことがあって…」
「?」
…………………………………………………………………………………
チャイムがなる十数分前になると
色男組がようやく登校してきた
「おはよーう」
「「キャー!色男組が登校してきたわ!」」
「翔くーん!おはよー!!」
キャーキャーと黄色い声を飛ばしながら
クラスの女子が色男組に集う
そんな女の子達に対応し、
女子が離れてゆくと席につく
「おはよう、理央奈ちゃん」
「まぁ遅い登校で」
「チャイムがならなかったんだから
大丈夫でしょ……………ん?」
そう話しながら下に目をやると…
理央奈のカバンから何かが
はみ出していることに気がついた
はみ出しているのは……ピンクの
ハートのシールが貼られた…ラブレター!!
「!?!?」
ラブレターの存在に気がついた翔は
その目を疑い2度見するが…
目の前のラブレターが消えることは無く…
目線を下に移して悶々と考える
「(え、ラブレター…!?貰ったのか!?
いやでも貰ったんならあんな風にカバンに
入れたりしない……という事は…まさか、
誰かに渡すのか…!?)」
チラリ、と理央奈の方を見れば
ちょくちょく目線をラブレターに
移しており………少ししたら
恥ずかしそうにカバンにラブレターを直した
様子を見て誰かに渡すのだと確信した
「?何さっきから…………!!!!」
理央奈の隣の席の鳥雄は
翔の目線に疑問に思い理央奈の
カバンを見て…ラブレターに気が付き
目を見開いた
「(ラブレター!?…誰かにあげるのか!?)」
2人して理央奈を見る
理央奈はソワソワした様子で…
誰かに渡すのだと確信して
危機感と不安感を覚えると共に
期待を持った
「いや、もしかしたら…」
「「僕/俺にくれるものかもしれない…」」
そんな期待と不安を胸に…
理央奈の方を見ながらも
授業を進めた…
「西園寺ありがとうな!いやー助かった」
3年3組のクラス、朝早い時間…理央奈は色音先生に頼まれた雑用を
こなしていた
理央奈はクラス委員になってから
他の姉妹よりも早くに
登校することが多くなった
それはやはり彼女が真面目だからであろう
「…さてと、花の水やりもしたし…
時間が開きましたね」
「西園寺さんおはようー!」
「あぁ、おはようございます」
時間が空いたためどう過ごすかと
考えているとクラスメイトの女子が
登校してきた
理央奈は女子の方を向き挨拶を交わす
その女子は理央奈におずおずと
カバンを探りながら続ける
「あのね、西園寺さんに頼みたいことがあって…」
「?」
…………………………………………………………………………………
チャイムがなる十数分前になると
色男組がようやく登校してきた
「おはよーう」
「「キャー!色男組が登校してきたわ!」」
「翔くーん!おはよー!!」
キャーキャーと黄色い声を飛ばしながら
クラスの女子が色男組に集う
そんな女の子達に対応し、
女子が離れてゆくと席につく
「おはよう、理央奈ちゃん」
「まぁ遅い登校で」
「チャイムがならなかったんだから
大丈夫でしょ……………ん?」
そう話しながら下に目をやると…
理央奈のカバンから何かが
はみ出していることに気がついた
はみ出しているのは……ピンクの
ハートのシールが貼られた…ラブレター!!
「!?!?」
ラブレターの存在に気がついた翔は
その目を疑い2度見するが…
目の前のラブレターが消えることは無く…
目線を下に移して悶々と考える
「(え、ラブレター…!?貰ったのか!?
いやでも貰ったんならあんな風にカバンに
入れたりしない……という事は…まさか、
誰かに渡すのか…!?)」
チラリ、と理央奈の方を見れば
ちょくちょく目線をラブレターに
移しており………少ししたら
恥ずかしそうにカバンにラブレターを直した
様子を見て誰かに渡すのだと確信した
「?何さっきから…………!!!!」
理央奈の隣の席の鳥雄は
翔の目線に疑問に思い理央奈の
カバンを見て…ラブレターに気が付き
目を見開いた
「(ラブレター!?…誰かにあげるのか!?)」
2人して理央奈を見る
理央奈はソワソワした様子で…
誰かに渡すのだと確信して
危機感と不安感を覚えると共に
期待を持った
「いや、もしかしたら…」
「「僕/俺にくれるものかもしれない…」」
そんな期待と不安を胸に…
理央奈の方を見ながらも
授業を進めた…